12.知らない人同士で集まってその日にスポーツをやってきた

こんばんは、鶏皮です。

早速ですが、見て。コレ。

 

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 33℃。

暑い。

 

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日差しが暴力。

にも関わらず、宣言通り個サル(個人参加型フットサル)をやってきました!

 

個サル選びで重視したこと

 今回参加させて頂いたのはネットでも初心者にオススメ!と評判の良かった

カルチョ」さんが主催している個サルです。

www.calcio-a.com

 

 以前の記事を抜粋しまして。

実は私は昔からよくフットサルをやっていました。 小学生の頃、毎日のように放課後校庭で、男女混合サッカーをやっていました。 社会人では会社のフットサル部に入っていて、今は活動休止しているんですが 数年前は月に1~2回ほどやっていました。 それと同時期に、デパートの屋上などで個サルにも頻繁に参加していました。

番外編:にわかが感じたワールドカップの感動 - アラサー腐喪女がやりたいこと50個やるブログ

ということで去年ぐらいまではサッカーアニメにはまっていたこともあり(笑)

フットサルがやりたくてやりたくて、よく地元や職場付近の個サルに参加してました。 

 

しかし、フットサルのような競技人口に男子が圧倒的に多い趣味あるあるなんですが、

個サルで女子一人ってものすごく緊張します。居心地も正直言っていいとは言えない。

話せる人もいないし、私さえいなければ男子だけで思いっきりプレーできるのだから

邪魔をしてるんじゃないだろうかと不安にもなります。

また、「初心者でも大歓迎♪」と謳っておいてフタを開ければ常連のガチ勢ばっかりで

全くゲームについていけず、申し訳なさでいっぱいになることもありました。

そして個人同士で参加してるので特段話をすることもなく、にがい思いをして帰ったこと…何回もあります。

それでも球を蹴りたくて参加してましたが、いつしか心も折れ(笑)

最近ではあまり行かなくなってしまいました。

 

なので久々に参加する個サルではもうそういった思いをしないで済むところでやりたいという気持ちが強かったです。

そのとき目に留まったのが↓こちらの記事でした。

この記事を読んで、今回カルチョさんでプレーしようと思いました。

www.live-fes.net

 

いざ1年ぶりの個サル

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今回、お邪魔したのはちょうど渋谷NHKスタジオの目の前にある

国立代々木競技場フットサルコートです。

 

第一の感想。

「都会…!!!(震)」

 

以前、個サルに参加していた際は、交通の便の良さから

埼玉の片田舎や東京の端の方でばかりやっていました。

(単純に都心でパリピに囲まれてフットサルするなんて恐ろしくて無理とも思っていた)

普段たまに遊びに行くときぐらいしか都心に出ることもないもんですから、

もう渋谷駅の時点でビビってるのに、そんなブヤシーでフットサルて。あなた。

怖ぇ(今更)

 

まぁ来てしまった以上、入るしかないので

個サル恒例の、全員知らない人によるよそよそしい挨拶をくぐり抜けてコートへ。

既に、何人かの男性がコート内でボール回しをやっていました。

 

第二の感想。

「ひっひええ!!リア充や!!!(震)」

 

渋谷の真ん中で、体を真っ黒に焼いている男性たちがフットサルをしている時点でもうリア充。あと若い。ビビるアラサーオタク。

片田舎の個サルはまだ土地柄、親近感が持てるというか歩み寄れる力を振り絞れたところがあるんですが、

都心ともなるともう本当住む世界が違う方々なんじゃないかくらいに思えてきてビビりにビビりまくる埼玉県民(笑)埼玉いいよ落ち着くよ

 

今回は女性の方が2名参加されていて、私を含め女性は3人でした。

これは逆に都心の力なのかなと思いました。

私が今まで参加した個サルで女性が3人参加したことなど1度もありませんでした。

大抵1人。2人いたらラッキーという世界。

 

またこの女性の方がキレイ。若い。リア充って感じ。(三拍子頂きました)

1人の女の子は高畑充希似の可愛らしい子(24歳)で、友人(男)と一緒に来たそうです。

もう1人の方はバチッとメイクがキマったクールビューティな方で化粧品会社に勤めていると言ってました。

群を抜いてもっさい鶏皮(28歳)

突然「おいくつなんですか~?」とぶっこまれて「あ、28歳です…」と答えると、

「え!見えな~い!」とオキマリのお世辞を20代前半の子に言われ、

やっぱりこんなアラサーが来るのは場違いだったかな…と少し不安になる。

 

そんなこんなでゲーム開始

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と、色々最初は不安だったんですが

球を蹴るのが好きで参加してるので、そんなことも忘れてフツーに楽しんじゃいました!(笑)

 

今回参加したクラスが「エンジョイ&ガチ」コースというもので

初心者・女性多数で和気藹々と楽しんでやりたいエンジョイチーム、

経験者多数で真剣にやりたいガチチームが交互に試合を行う形式のものでした。

(なのでエンジョイはエンジョイの人としか試合しないし、ガチはガチの人としか試合しない)

もちろん私はエンジョイコースです。

 

試合前の、見た目や雰囲気だけで見たときは

住む世界の違うリア充方々にビビっていても、いざ一緒にゲームをしだすと

そんなこと気にならなくなるのがスポーツのいいとこだよなと本当思います。

一緒に球蹴ってて楽しかったらもうそれでオッケーです(単純)

 

大体5分くらいの試合をエンジョイとガチで交代交代にひたすらぶっ続けで2時間やっていく流れになります。

「スクール」などの名目がついてない限り、個サルは終始ゲームスタイルが基本です。

 

エンジョイコースは今回女性3人だったし、レベル的にもちょうど良かったです。

レベルがかけ離れすぎて全然プレーできないのが1番楽しくないですから、良かったです。

あとスタッフの方が非常に盛り上げてくれて、とてもやりやすかったです!

ホイッスルだけ吹いて、あとは他の人とずっとお喋りしてるスタッフの方とかもザラにいるので!!

 

合計で多分10試合いくかいかないかくらいのゲームをやったんですが、

その中で2~3点くらい点を入れることができました!

これはひとえに味方の方からの上手なアシストあってこそなので本当感謝感謝です。

上手な人とやると、なんだか自分まで上手になったように錯覚するんですよね。

それが上手な人の上手なプレー。いやはやすごい!

女子がいる中フットサルやるって過度なプレスできなかったり球速も全力で蹴れなかったりと

色々気を遣う場面が多く出てしまうと思うんですがそれでも一緒にプレーしてくれる方々には毎度感謝感謝です。

女子側はそんなことお構いなしだから自分からプレスかけに行ったり、全力で蹴ったりしちゃうんですが。(本当すみません笑)

 

会社のフットサル部時代、こういう性格のため、優しく女性扱いされる立ち位置でもなかったので(笑)

ビシバシ教えてもらってたんですが(「おいこらポンコツ!!」とか「なんでできねぇんだよ!!」とかザラ笑)

そのときの教えがめちゃくちゃ役立ちました。ありがとう先輩…口は悪いけど(笑)

 

もっと周りを見て、どういう位置にいればパスをもらえるか常に考えろという教えだったんですが、

それを常に考えながら動いて、実際にパスを貰えたときはめちゃくちゃ嬉しかったです。

ゲーム序盤は、味方の方も「女性にパス回すよりは男性に回したほうが無難」という気持ちが透けて見えるくらいにあまりパス回ってこなかったんですが(わかるよそりゃそうだ)

後半ぐらいからはパスを貰える頻度も増えてきて、今いい位置にいることができたのかなと実感できました。ありがとう先輩…口は悪いけど(笑)

なのでシュートでゴールをもらうより、こうやってパスが通る方が断然嬉しかったです。

対等とまでは行かなくても、決して「邪魔」ではない立ち位置でプレーできてると思えたので少し安心。

 

他2名の女性の方も、元サッカー部とか日体大出身とかで

がんがんシュート狙って打ちに行ってました。

同じくらい動いている女性の方と一緒にやれるのはやっぱり本当楽しいです。

 

体力/ZERO問題発生

とはいえ、1年ぶりの激しいスポーツです。

スタミナ切れの速さが尋常じゃない。

 

昔から持久力がクソほどになかったのでマッチのかがり火のような体力は

秒で消え去りました。ちーん。

10分も保ってないよ多分。8分…フルスピードで動けたの多分8分くらい(笑)

 

改めて思いましたよ。

40分以上、全力で走ってプレーする日本代表…てゆーかプロサッカー選手

やっぱりマジハンパないって!!!!!!(大迫~~~~~)

 

上がりたいのに上がれない。足が棒のよう、ていうか棒。

カウンターなんて全く追えない。むしろセンターラインよりディフェンス側に走る体力すらない。

もーーーーポンコツ!!!!!!!(笑)

 フルで縦横無尽に走れたら、どんなに試合楽しいか…クソー!!!ってめちゃくちゃ思いました。

その点やっぱガチチームの方たちはすごい。よくあんなにずっと走ってられるなぁと羨ましく思いました。無理。全然無理。

 

あとは次第にパスは貰えるようになりましたが、そのあと

「いいパスを出す」ということがまだまだで悔しい限り。

 

女性がフットサルに参加する場合って大抵は女性がゴール前固定で、

男性たちが繋いだボールを最後にパスを貰い、シュートをして点を入れるというスタイルがほとんどです。

これがすっごい嫌で。(笑)

嫌というか、もっとちゃんとゲームに関わりたいって思う。

ただの「点だけ入れる機」になるのがすごく悔しいんですよね。

 

でもかといって、ヘタに前線に出てゲームの流れをめちゃくちゃに乱すのは、

一緒にプレーしてる男性たちの「楽しい」を奪うことにもなりかねないので

むやみやたらに「前線に出たい!!」とも思えない。

難しいですね!(笑)(といっても結構出ちゃうんですが。。。)

 

なのでこれは個サル参加するたびに思うことなんですが

次の目標としては「パスを繋げるようになること」だなぁ。

ガチでやってる訳ではないのでそのために猛特訓する!!とかいうことはないですが、

次またやるときがあればそれを意識しながらやっていきたいなぁと思います。

 

理想はゴール前であっても、パスが最善と思える場面ではパスを出したり、

前にばっか出るんじゃなくディフェンスをちゃんとできるようになること。

要するに「女子だからゴール前立っといてね」以上の役割を担えるようになること。

それができるようになったらすごいカッコイイな…という理想(笑)

可愛げとかそういうことは知らん。

 

やっぱりフットサルって楽しい!!

 すごい人見知りなんですが、試合中はそういうの関係なく

点が入ったら「ナイシュ!」って声かけられたり声かけたり、

自然とコミュニケーション取れるからやっぱり楽しい。

 

そして思いっきり汗流すと色々とスッキリするので気持ちいい。

フットサルやってる間ってモヤモヤした悩みとか吹っ飛ぶのでそこもとても助かる。

(汗流すって大事だなって思い知る)

 

あと単純に昔から球技が好きなので、

もうフットサルやってるだけで楽しい。それだけで充分ですわな。

なので今回の個サルもとても楽しかったです!

 

女子人口が少ない趣味ってやっぱり色々問題はあるんですが、

球を蹴るのが好きなので、また気が向いたら参加する頻度でやっていくと思います。

 

本当はね、一人で行くってすごく心細いし不安だし緊張するので

友達や誰かと一緒に行って楽しむのが一番いいんですがなかなか周りにいないので…。

是非是非募集中です!と、このブログでこっそり募集しておきます(笑)

関東近辺にお住まいのフットサルやりたい男女の方、一緒にやろうゼ!!!

 

出会いを求めに、とかそういうつもりが一切なく

単純に球が蹴りたくて蹴りたくて、行ったので安定の直行直帰でした(笑)

そういうとこなんだよなぁ~お前はそういうとこなんだよ。

わかってる。いやわかってるよ…!!!(笑)

 でも球蹴れたのでもうめちゃくちゃ満足してる、今。

 

帰宅後は、急に体動かしたので安定の労作性頭痛にかかり(毎回なる)

フットサル時間2時間に対し、3時間くらい家で死んでました(笑)

www.takajoz-land.com

 

まぁ楽しかったのでオッケー!

今夏、あと一回くらいやりたいなぁ。

 

ちなみにハマっていたサッカーアニメというのがこちらです。

「なにかに一生懸命になる」ことの素晴らしさを教えてくれる良作。

毎週泣きながら観てました(笑)

おすすめしたところで今夜は寝ます。おやすみなさーい!


【DAYS】第1弾PV

 

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20.金沢に行ってきた②

こんにちは、鶏皮です。

ではでは早速、、、前回の記事の続きに参りたいと思います。

torikawaparipari.hateblo.jp

 

 前回に引き続き、今回の記事でもそうですが

やっぱり終始体調良くなかったです(笑)

旅は体調万全に限りますな。恐るべし生理。

 

今回お邪魔したお宿

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金沢駅から歩いて10分(体感)ほどのところにあるゲストハウス・ポンギーさんです。

ここも以前泊まった「向島集会所」さん同様、

「交流が盛んなゲストハウス」で調べるとよく名前が挙がるところで

以前より泊まってみたいと思っていた宿のひとつでした。

 

実は昨年に、ヨッシャ金沢行こう!と夜行バスもポンギーの予約も全て取った上で

37度の熱にうなされ断念したことがありまして、今回リベンジの2回目でした。

(なのに体調悪いっていう、ね!笑)

 

今回は、

  • 同い年くらいの日本人の女の子
  • 帰省で金沢に来ていたアメリカ在住の日本人親子
  • イギリス人の男性
  • その他数名の外国人

でした。

 

ポンギーさんは毎晩、ゲストの方たちとなにかしらのアクティビティをやるのが通例らしく

この日は皆で「自分の好きな漢字」をお題に習字をやりました。

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なかなか好きな漢字が思いつかず、

この旅も「好きなこと50個やりまくってるうちのひとつ」という意味で

「好」と書きました。あ、安直…!!(笑)

 

2日目どうするか問題

 2日目何をするかはあまりハッキリと決めておらず、とりあえず能登の方に行きたいなと漠然と思っていました。

 

石川と言えば日本海!荒波!とくれば崖!!!!

ということで、山が好きなら山ガール、森が好きなら森ガール…

崖が好きなら崖ガール鶏皮

「ヤセの断崖」に行きたいと思いました。

 

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(出典:https://www.livedo.net/tabi/62.html

 

断崖に立つと身もやせる思いがすることに由来して

「ヤセの断崖」というそうです。ゼロの焦点のロケ地で有名。(見てないけど)

 

「崖が好き」というと大抵「変わってるね」とか「自殺スポットじゃん」

てな具合でなっかなか理解されないです。

なのでいつかこのブログで「崖の魅力」については語りたいと思ってる…!!

 

そこで、ゲストハウスのオーナーさん方々に

「ヤセの断崖」に行くにはどうすればいいか聞いてみました。

 

「車一択だね」

 

 

 

・・・(;▽;)←ペーパードライバー7年目

 ですよね~~。知ってた!!!!

その後、ゲストの皆さん総出で公共交通機関で行けるヤセの断崖のルートを探してくださったんですが(ありがてぇ)

バスしかない上に運行本数がえげつない。1日2本。

そりゃそうです。だてに公共交通機関だけで日本全国旅してません。想定の範囲内です。

結局バスだとどうしても帰りの新幹線に間に合わず。

ヒッチハイクを提案するも「このご時勢、女一人でヒッチハイクはやめたほうがいい!」と止められ断念。悲しい時代だ…

 

帰省で来ていた地元が金沢のお母様が色々といいプランを探してくれて

最終的には定期観光バスで輪島の方を回るツアーに参加することにしました。

定期観光バス |北陸鉄道株式会社

 

バスツアーって好きなところ回れないし、

知らない人だらけだし、滞在時間決まってるし、あまり好きじゃないんですが、

1日目の夜の時点で自分の足で観光する体力も怪しいなって感じだったので

たまにはずーっとバスに揺られボーッと観光するのもいいかなと思い、決めました。

 

2日目~「わじま号」に揺られ~

バスツアーはこれまた想定の範囲内でしたが、おじいちゃんおばあちゃんばっかりでした(笑)

高齢者の方々に囲まれ、1人生理痛で虫の息のアラサー女が1人。

自分でもわかる。メチャクチャ浮いてた(笑)

 

ヤセの断崖には行けませんでしたが、このツアーでは前から是非行ってみたいなと思っていた場所がルートのひとつになっていました。

それが、「白米千枚田です。

 

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 世界農業遺産にも指定されている千枚以上の田で作られている棚田です。

これぞ日本!という原風景を残した場所でいつか行ってみたいなぁと思ってる場所でした。

石川県だったとは…!

 

さて、これはバスツアーです。

千枚田で与えられた我々の持ち時間20分。

えげつね~~!!個人で来てたら1時間以上はいれる!

 

そして写真ではわかりにくいですが、この日めちゃくちゃ雨降ってました。

ガイドさんがしきりに「ここで売られているお米のアイスがオススメ」と

宣伝しまくっていたのもあって、他のじいちゃんばあちゃんは千枚田を5分と見ずに

そそくさと売店で雨宿りもかねてお米のアイスを頬張っていました。

 

一方、私はというとこの与えられた20分を有効活用すべく

まず上記の写真通り上から見た棚田と日本海のコラボレーションを楽しむこと5分。

その後、急な坂道を駆け下りて棚田の下まで行きました。

そして日本海の荒波を目の前にして楽しむこと8分。

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 天候が悪く、シケにシケまくっていたのでこれぞ日本海の姿!

という荒波が見られたのでここでだいぶテンション上がりました。

更に違う角度や植えられている稲などを観察すること4分。(現在17分経過)

最後にまた最初の位置に戻り、千枚田の全体図を3分楽しみました。

 

もう、ね。ズブ濡れですよ。

 

絶景を楽しむのに邪魔だと思い、傘も持たずに飛び出したので

ドラマ撮影の雨シーンかな?ってくらいビショビショになりました。

まぁそんな天気だったこともあり他の方々は15分くらいでバスに戻っておられて待機。

完全にびしょぬれの鶏皮待ちです。

そのまま濡れた体で1人だけ持ち時間20分をフルに使い、バスに戻る鶏皮。

更に周囲より浮く。というね。

日本海に感動してたんでね、もうあまり気にしてませんでしたけど(笑)

 

他のルートで感動したのは「輪島キリコ会館」です。

wajima-kiriko.com

 

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大きなキリコと呼ばれる奉燈を担ぎ、街を練り歩く能登の大祭です。

キリコがとてもキレイでした。

旅先で、「祭り」に参加したことってないんですが

「祭り」も色々参加したり掘り下げてみたらきっと超楽しいんだろうなぁと、

少し「日本の伝統祭事」にも興味が出てきました。

 

キリコ会館は個人旅だったら絶対スルーしてたような場所なので、

そういう思いも寄らない場所に連れて行ってくれるという意味では

バスツアーもなかなか面白いのかなとポジティブに考えるようにしました。

 

正直、個人旅の方がよかったという思いはありますが、

ツアー中バスガイドさんが様々なお話をしてくれて

その話が初めて知ることばかりでとても面白かったのでそこはとても良かったです。

 

ガイドさんの話で一番感激した話…

米の「こしひかり」は漢字にすると「越光」になり、

「越前(福井県)」「越中(富山)」「越後(新潟)」の「越の国」が

いつまでも光り輝くようにという意味が込められているそうです。

 

鶏皮の次に好きな食べ物が米なんですが、

美味しいコシヒカリを求めて富山旅行も計画している身としては

行く前にこの話が聞けてよかったです。そうなんだ~へぇ~へぇ~へぇ~!!!(3へぇ)

 

そんなこんなで無事金沢駅へ到着し、念願だった北陸新幹線にも乗ることができ帰路に着きました。開業以来ずっと乗ってみたかったんです…!

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 さて、今回は終始体調不良が足をひっぱった感じではあったんですが

金沢を十分に楽しめたし、能登のほうにも行けたし、まずまずだったんじゃないかなと思います。

ただやっぱりヤセの断崖が悔やまれるので(というか能登地方の沿岸部に行きたいところが多すぎる)

次はペーパー教習を受けて再チャレンジするか、車の運転ができる彼氏を見つけて行きたいと思いました。

できれば後者~~!!(笑)

 

金沢21世紀美術館で感じたことも語りたかったのですが、燃え尽きてきたので割愛(笑)

そのうち気が向いたら書きます。

アートの分野ではどうやら「インスタレーション」が好きだということが、直島旅と今回を経て確信しました。

 インスタレーション (英語: Installation art) とは、1970年代以降一般化した、絵画・彫刻・映像・写真などと並ぶ現代美術における表現手法・ジャンルの一つ。 ある特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、場所や空間全体を作品として体験させる芸術。

インスタレーション - Wikipedia

インスタレーションの展示などがあれば積極的に回りたいなと思いました。

関東近郊でなにかそういった情報あればお気軽に教えていただけると幸いです!

 

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やっぱり私はジェームズ・タレルの作品がとてもとても大好きなようです。

また直島に行きたくなってしまいました。豊島も。

 今回はこんな感じで。かしこ。

 

本当は今日フットサルに行く予定だったのですが雨で中止に…。

来週行くことにしました。鶏皮JAPAN、サッカーやってきます(笑)

 

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番外編:にわかが感じたワールドカップの感動

こんにちは、鶏皮です。

今回は前回の記事に引き続き、金沢旅行の後編を語ろうと思っていたんです。

torikawaparipari.hateblo.jp

 

が、

が!

今日はこの話題について言わせてくれよ~~

 

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日本代表、ベルギー戦お疲れ様でした!!!

 

観ましたよ。午前3時に起きまして。

朝5時半近くまで声あげながら観てました。今日が休みで本当に良かった…

 

ちなみにまともにワールドカップを観戦したのは今回が初めてでした。

 

実は私は昔からよくフットサルをやっていました。

小学生の頃、毎日のように放課後校庭で、男女混合サッカーをやっていました。

社会人では会社のフットサル部に入っていて、今は活動休止しているんですが

数年前は月に1~2回ほどやっていました。

それと同時期に、デパートの屋上などで個サルにも頻繁に参加していました。

個サル」とは、個人で参加するフットサルのことで、個人参加型フットサルの略称です。 もともとフットサル場の業界用語で、いつしか一般でも呼ばれるようになりました。 主にフットサル施設の主催で個人の参加者を集い、その場に集まった人達でチームに分かれて、試合を楽しむプログラムになっています。

個人参加型フットサル「個サル」とは!?

 

だからといってサッカーが大好きとか詳しかったかというと

全っ然そんなことはなく、ただ球技が好きで

お遊びでちょこちょこやっていたという感じでした。

 そんな感じで昔から球技が好きだったので、どちらかというと

「サッカーは観るよりやる方が楽しいから観ない」と思っていて、

今までまともにサッカー観戦したことはほとんどありませんでした。

 

あと漠然と「サッカー日本代表は弱い」というイメージを持っていたので

今回のワールドカップもいつから始まってたの?というくらい

最初は全然興味がありませんでした。

 

それでもニュースや周りの人達から「なんだかとても強いコロンビアという国に勝ったらしい」という情報だけは入ってきたりしていました。

それでも「へー、今年は結構すごいのかなぁ?」とぼんやり思う程度でした。

そこからあの強豪ドイツが負けたとか、今年のWCはいつもと違う、

大番狂わせの連続などの言葉がどんどん耳に入り、

そんなにすごいならちょっと観てみようかなと思い、見始めたのが予選リーグ2試合目のセネガル戦からでした。

 

 私はプロのサッカーや選手についてまっったく詳しくないんですが、

「とにかくパスばっかりして前に進まない。シュートする気がない。

世界にまったく通用しない。」

というのが以前から頭にこびりついていた日本代表のイメージでした。

 

でも実際見てみたら、全然そんなことはなくて

パスを繋げて前に進み、きちんとゴールを狙いに行く。

FIFAランキングが格上の相手でも怯まず挑んでいる。

私がずっと思ってた日本代表のイメージとは全く違う日本代表がそこにいました。

 

ちゃんと試合を観る前は「どうせすぐ負けるよ~4年前も瞬殺だったし。」

なんて言っていたんですが、

もっと上へ行けるかも知れない。勝てるかもしれない。

諦めの気持ちは期待や希望に変わり、いつしか

頑張れニッポン!!と心から応援するようになっていました。

 

我ながら単純!!そして影響されやすい!

昔からサッカーを応援してきた古参の方からしたら一番嫌なタイプですよね。

盛り上がってるから便乗してるようなにわかファン。

わかる、わかるよ

自分のホームグラウンドであるアニメや二次元に置き換えれば非常に理解できるもの…!

ポッと出てきてドヤ顔で語ってる奴が1番むかつくの本当よくわかりますすいません

 

でもポッと見たにわかはとても感銘を受けてしまったんです。

そして眠い目こすって3時に起きてベルギー戦を観たわけであります。

 

後半、日本怒涛の2点先制。

FIFAランキング61位の日本が同ランキング3位の優勝候補・ベルギーに勝てるかもしれない。更に上に行けるかも知れない。とやっぱり思いました。

日本国民から全く期待されておらず、ポーランド戦ではフェアープレイポイントによる批判の嵐。ベルギー誌では「まず日本相手にウォーミングアップ」なんて書かれ方をしていた日本代表がいま赤い悪魔・ベルギーから2点先制している。

 

なんだろう…本当月並みなんですが

「何事も諦めちゃいけないんだな」ってめっちゃくちゃ思いました。

 

結果は2点追いつかれた上に、試合終了1分前にダメ押しの追加点で敗退してしまいました。

やっぱりWCってそんな簡単なものじゃないんだ。2点取ってたって追いつかれちゃうんだ。

世界強豪の壁はやっぱりブ厚いんだなということを改めて実感しました。

 

正直もっとコテンパンにやられてしまうんだと思っていたんです。

だって世界3位だよ?61位が世界3位とやるって。

でも試合を見る限り、全く一方的なゲームではなくて、対等に渡り合えてるシーンもたくさんたくさんありました。

強豪ベルギーの猛攻を防いだシーンもたくさんありました。

あとちょっと。と感じました。

 

サッカー観戦の仕方が全然わからないのでTwitterなどで

詳しい人たちの声を聞くと「あそこのミスが」とか「あの交代が」とか

「みんなあと一歩っていってるけど実は全然惜しくない」とか

色々あって、きっとその「あとちょっと」が果てしなく遠いんだろうなというのは百も承知なんですが!

 

ただ周りの声とかそういうの抜きにして、自分の目で見た感想としては大健闘だと思いました。

負けてしまったけど立派な試合でした。

誰もが大敗を予想した強豪相手にあそこまで食らいつく試合展開になるなんて想像もしていませんでした。

負けたことにこんなにも「悔しい!!」と思うなんて思いもしませんでした。

勝てるかもしれないという希望を見せてくれました。

「諦めちゃいけない」ということを選手の方々から教わりました。

本当に日本代表の方々お疲れ様でした。

感動をありがとうございました。

夢をありがとうございました。

 

また、この一戦の観戦をきっかけに

100人いたら100人が無理だろうと思っているようなことは果たして本当に無理なことなのだろうか?とすごく考えさせられました。

 なぜかというと私が何事もすぐ無理だと思うタイプだからです。

自他共に認める「石橋を叩いて叩いて叩きすぎてぶっ壊して、ほらやっぱり渡れないでしょ」と言う性格だからです(ヒドイ)

 

そんな私の目の前で日本代表の方々は

途方もない数の人間が「この石橋ブッ壊れるぞ」と言う橋を8割ぐらい渡って行かれたのです。

橋に一歩踏み出すことすらできない自分がとても恥ずかしくなりました。

結果、日本代表の橋は壊れましたが、途中まで渡った先で見た景色と渡りもしないで見た景色では見えるものは絶対違うはずです。

だって立ってる場所が違うんだから。

 

よくオリンピックなどで

「夢や希望を貰いました」「自分も頑張らねばと勇気を貰いました」という言葉を耳にしていて「フーン」なんて思ってましたが、

まさしくコレですやん。っていう。

勇気を貰いました。ほんと。

 

少しずつでも構わないので何事も無理だと思わないようにしようと思いました。

何が起こるかわからない。ベルギーから2点取れちゃうかもしれないんだから。

 鶏皮だってなんか2点取れちゃうかもしれない(?)

 

そして観戦しながらもうひとつ思ったこと。

最近てんで球技スポーツなんぞしておらず、学生時代スポーツに打ち込んでたときの気持ちなんてすっかり忘れていたんですが、なんだかとても鮮明に思い出されました。

勝って喜んだり、負けて泣いたり、練習したり、悩んだり。

「これだからスポーツはいい!!」と思える全てが詰まったような試合でした。

 

なんのかんのいいつつ自分の影響されやすい部分は嫌いじゃないので

例に漏れず「あ~~久しぶりにフットサルやりた~~~い」ってなりました(笑)

やりたいこと12個目に「知らない人同士で集まってその日にスポーツをしたい」を掲げていることだし!

今月どこかで個サル行こう。

決めた!

個サル行くぞ!

 

なるべく屋内か夜がいいぞ!

これ真昼間やったらやばいやつだぞ!!!(現在埼玉30℃超え)

 

感動をありがとうございました西野JAPAN!!

胸張って日本に帰ってきてください!!

本当にお疲れ様でした!

 

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20.金沢に行ってきた①

こんばんは、鶏皮です。

早速ですが、、、

金沢行ってきたよ!!!

 

仕事柄、お休みは取れて二連休ですので、

夜行バスに揺られ、さくっと一泊二日行ってまいりました!

 

今回の記事は1日目に行った場所をダイジェスト形式で紹介したいと思います。

2日目のことや長めに語りたいことはまた後日更新したいと思います。

 

いや~~~~にしても暑かった!!!

 

一泊二日ぶらり金沢の旅

 

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なにはともあれ暑かったです。

この日の金沢の気温30.1℃

 

暑いで有名 彩の国・埼玉よりやって来ましたのでさぞ北陸は

涼しかろうと期待していたんですが、変わりませんでした(笑)

日本全国どこも暑い!!!

 

金沢市内が観光地が密集しているので

本日泊まるゲストハウスさん(あとで紹介)にレンタサイクルをお借りして

1日目は自転車で観光をしてきました。

 

自転車で回れるっていいですね。

自分の足を使って旅先を回った方が旅行している感じが得られて

私はとても好きです。

 

兼六園

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 金沢に来たんだからまずは兼六園デショ!ということで行ってきました。

いや本当何度でも言うけど まぁ暑い。

日差しがね、暴力なんですよ(笑)

 

行く前は、緑に囲まれ涼やかな風に包まれ、売店でお抹茶でも嗜みながら

ゆっくり庭園を眺める予定だったんですが

だったんですが!

夜行バス明け、生理1日目とドン被り(←これ致命傷だった)、猛暑で

結構フラフラでした。

 

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 ただ木陰に入ると気温も下がり、多少涼しさも感じられてやっぱ緑の力ってスゴいなと思いました。

 

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個人的にこの松の木の迫り来るウネウネ感が

私の好きな木「アコウ」に通じるものがあって、好きでした。

(アコウとバオバブの木が好きなんです。二次元っぽくて)

 

外国人観光客の多さに驚く。

 

金沢城公園

兼六園と繋がっているのでそのまま金沢城公園へ。

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タイムスリップ感出せてお気に入りの一枚。

さすが加賀百万石。敷地が本当に広いなと思いました。

 

当時、釘などをほぼ使わず木と木をぴったり合わせて作る日本の伝統技術

「木組み」で作られたお城です。

復元された櫓内にその説明や、実際の木組みが行われている木材の展示がされていたんですが、めちゃくちゃ感動しました。

パズルのように寸分の狂いもなく木と木がピタッとくっついて離れないのです。

きっと1mmでも切り目や角度がズレればはまらないのでしょう。

 

前回の直島旅により建築アートに少し興味を持っていたので、

改めて「建築ってすごい!」と感激しました。

私自身が針に糸を通すのも困難なほど不器用なので(笑)もう考えられない世界です。

また、施設内に松からヒノキから様々な種類の木材が置いてあったのですが

持ってみてビックリ。全然重さが違うんですね~。

重さが違うので当然使う用途も違って来るわけで。

 

ウン100年前のショベルカーも機械もない時代にこんな様々な木材を使い分けて、

寸分の狂いもなく加工をし、何千何百人もの人が一丸となって

あんなにも大きな城を作る。

機械と便利に囲まれた今の世の中じゃ想像もできないですよね。

 

日本人はネガティブだ自分の意見を言えないだなんだ言われますが、

やっぱり日本人ってすごいなぁ~と遠い過去の人に敬意を払いたくなりました。

日本人であることに誇りを持てた瞬間でした。

 

あと施設内でお話した観光案内のおじさんに

「金沢はいいところだから是非金沢にお嫁においで」と言われました。

元気よく「はいわかりました!!!」と答えました。

相手どこ

 

金沢21世紀美術館

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今回の旅の本命と言えば本命でもあった金沢21世紀美術館

 

ひとつ言わせて頂きたい。

スイミング・プール』やってなかった!!!!(笑)

スイミングプールとは…

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出典:(https://spice.eplus.jp/articles/157764)

金沢21世紀美術館で最も有名(だと思われる)なレアンドロ・エルリッヒの作品。

中庭に設置されたプール。中を覗きこむとあたかも水中に人が歩いているように見える作品。

実際は透明のガラスに約10cmの水が張られているだけでプールの下は空洞になっています。

 

今回、この水中部分である場所が次回展示準備のため立ち入り禁止となっていました。

(しかもその日から)

なので、覗き込んでも水中には誰もいないため

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ただのプールでした(笑)

 

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七榒綾乃さんの作品も良かったです。

 

美術館については後日ちょっと長めに語ります。

 

 

金沢と言えば日本海!海の幸!ということでお昼は近江町市場で

海鮮丼を頂きました。美味しかった~

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④妙立寺 

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見学には予約が必要なお寺です。

 

通称・忍者寺。

忍者とは全く関係ないですが建物内がまるで忍者屋敷のように

隠し扉や隠し階段、落とし穴などの仕掛けがたくさんあります。

もうワクワクが止まらないでしょうが。

 

内部の写真撮影が一切禁止でしたのでこちらの記事が分かりやすいです。

beauty-hokuriku.com

 

ざっくり言えば第三代前田家藩主・前田利常が身を守るため、

また加賀の町を守っていくために作られたお寺。

実際にこの数々の仕掛けが使われるような敵襲に襲われることはなく、

この寺が血に染まったようなことはなかったそうです。

 

この寺の見学はガイドさんの付き添いが必ず必要なんですが、

ガイドさんの付き添いがないと絶対迷子になる!と思うほど建物内が入り組んでいます。

この時代、2階以上の建物を建ててはいけない決まりがありましたので

見た目には2階建てのごく普通の寺に見えるんですが

いざ中に入ればまさかの4階建て。部屋数23。階段数29。

押入れを開ければ階段。井戸の中には地下通路。賽銭箱と見せかけて落とし穴。

もう時を越えたラビリンス状態です。

 語彙力のない女の感想「和装ホームアローンやでこれ…」(ちょっと違う)

 

金沢旅行へ行かれる人がいれば絶対オススメしたい場所だなと思いました。

単純にめちゃくちゃ興奮します。

 

東茶屋街

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金沢では有名な観光名所のひとつです。

うん、祇園だなって思いました(笑)

 

東茶屋街は京都の祇園同様、元々は花街なので雰囲気も似ていましたね。

そして祇園同様、一見さんお断りのお店も多かったので、すーっと通って終わってしまいました。

というかこの頃くらいには丸一日炎天下の中、自転車で金沢内を観光しまくっていたので

完全に熱中症のような状態になってました。(なにやってんの)

 

まだ日も暮れていない夕暮れ時だったんですが、この日は

もう休んだ方がいいなこれ!?と判断し、ゲストハウスに帰宅。

挨拶もそこそこに、ガブガブ麦茶飲んで布団に倒れこみ、仮眠。

 

ゲストハウス編と2日目編は次回の記事で書きますが、1日目はこれにて終了。

何やってんだ鶏皮よ!(笑)

 

後半へ続く!(キートン山田

 

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14.演劇のワークショップに行ってきた②

 

こちらの記事の続きでございます!

torikawaparipari.hateblo.jp

 

一度感じた違和感が最後まで取れることはなく、

「楽しかったか?」と聞かれれば

「とてもいい体験ができたけど楽しくはなかった」のが正直な感想です。

 

「演劇がまるで初めてだ」と言っている人間に対して

まずは入口である「演劇の楽しさ」を伝えるにはもう少しなにかあったんじゃないかなと思ってしまいました。 

 

最後の最後には

「今やりたいことを50個やり進めていて、次は沢登りをやろうと思っているんです」

という話を講師の方にしたところ、第一声目が

沢登りは初心者がやると滑落する危険性があるからね~」でした。

なぜ「楽しそうだね」や「楽しんでね」の一言が出てこない…?

と帰る間際にまたモヤリ。

 

10年経っても「演劇」のイメージは変わらないままでした。

 

やりたいことを実際にやってみるからわかること

 

これだけ言ってしまいましたが、講師の先生は間違いなくいい先生だと思いました。

演劇に対して真摯に向き合って、本当に受講生を良くしたいと思ってるんだろうことも伝わりました。

でも私には合いませんでした。

 

褒めて伸ばせよ教育の先駆け・バリバリのゆとり世代ど真ん中で育ってきた

アラサーの私が「失敗」という言葉や褒めの言葉が一切ない環境に

敏感に反応してしまったことは言うまでもない事実です。

これは私の主観の話で、講師の方や大学時代の演劇部の部長側からの視点で見れば

きっと私にもたくさんの落ち度があるのだと思います。

 

でも一番はやっぱり自分が旅先で見つけた「失敗」の価値観を自分だけは信じてあげたいと思ったのでそれを貫かせて頂きます(笑)

 

価値観が違う人と交流するのが人間偏差値ゼロ女には一番刺激になる!!!

それだけでも結構大収穫です。

 

あとはテレビの向こうの役者さんをすごいすごいと眺めて、

やってみたいやってみたいとノリでここまで乗り込みましたが、

いざやってみるとそこまで楽しいものでもないなと気付けたこと。

(これは講師の方とか関係なく。)

 

入口も入口。さわりもさわりしかやっていないのでそれだけで判断するのも…

という気持ちもあります。機会があればまたやってみたい気持ちもあります。

でもアウトドアも、さわりとして行ったケイビングはめちゃくちゃに楽しかったのです。

 

torikawaparipari.hateblo.jp

 

今すぐにでも次のアウトドアをやりたいし、来月の沢登りが楽しみでしょうがありません。登山もしたいしキャンプもやってみたい。

 

旅行だって、ドキドキで初めて行った一人旅から早8年です。(ちなみに大阪でした)

行く度に新しい気付きや学びやたくさんのことを貰える旅行はもう中毒です。

絶対やめられません。

 

好きなことは誰に言われるでもなく勝手に繰り返しやっちゃうもんなんだろうなと思います。

 

前からやりたい!と思ってやってみて、案の定楽しくて、ハマっちゃうものもあれば、

いざやってみると、例えやりたいと思ってたことでも案外楽しくないものもある。

そんなこともやってみないとわからんもんだなとこのブログの根本ですが、今更ながらに気付きました。

 

だから最後に言えることは本当に行って良かった!ということです。

 

 

 

…ちなみに。

そのワークショップの開催場所が新宿から少し歩いた奥の方にあるんですが、

新宿も奥まで行けば、まるで私の地元の片田舎のように住宅地が広がってるんですね。

大都会SHINJUKU★

アーケードKABUKICHO★

のイメージしかなかったので、すごく驚きました。なんだか急に親近感…

 

近くにまさかの廃団地があって、廃墟好きは思わぬ出会いに心震わせました。

きらびやかな高層ビルと廃団地のコントラスト。

これに出会えたのも本当に良かった~~;;;;

 

 

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来週は久々の「旅行編」が更新できそうです。

金沢行きまっせ~!!!

 

 

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14.演劇のワークショップに行ってきた①

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先日、実家に帰ったら「はい誕生日プレゼント!」と鶏皮4パックを渡されました。

こんばんは鶏皮です。(既に3パック美味しく頂きました)

 

 

で!一昨日の休日に、やりたいこと14番目の「演劇ワークショップ」に参加してきたのでそのことについて書こうと思います!

 

※ですが、今回はあまり肯定的な内容の記事ではないので読む際はご注意願います!

 

そもそもなぜ演劇ワークショップに参加しようと思ったか

…というのも実は、大学時代に1年間だけ演劇部に所属しておりました。

端的に言うと1年で嫌になって辞めました。

 

入ろうと思ったキッカケが、まぁ今も昔も変わらず

常日頃から何かのアニメや漫画に影響されてはその世界観に浸り、

なりきったり感情移入することが大好きだったため(今で言うとサバゲーなど)

だったらお芝居とかしてみたらきっと楽しいんじゃないかな!?と思ったからです。

 

部員は初心者半分経験者半分のゆるい感じの部だったので

これなら続けられるかなと思って入部をしました。

あと人見知りを直すキッカケにもなればなという思いもありました。

 

小規模ながらもそれなりに公演もしてたんですが、

次第に部に顔を出すメンバーが減っていきました。

部長に話を聞いてみると、

「今いないメンバーはよりよい演技の技術を盗むため他の劇団に勉強に行ってるから今日は休みなんだ」と言われました。

演劇のことは全くわからなかったので、そういうものなのかと思って流していました。

 

しかし、

今回はAさんとBさんがお休み。今回はCさんとDさんがお休み。といったように

こっちもこっちで稽古が始まってるというのに部のメンバーが全員揃うときが一向に訪れないのです。

私だけがその現状に違和感を感じ、他のメンバー

「ズル休みをしているんじゃなくて、違うところで技術を学び、こっちに持ち帰ってきてくれるから別に問題ない」というスタンスでした。

 

今まで小中高と運動部に所属していて思考回路がゴリゴリの体育会系だったので

正直全く理解ができませんでした。

高校時代はソフトボールをやっていたんですが

要するに、自分のバッティング技術を上げるため部活を休んで、他校のバッティング練習に参加させてもらい、

そこで得た技術を部に持ち帰って共有するから今日の部活は休んでもいいってことと同じ話ですよね。

いい訳ねーーだろ

 

この件がどうしても理解できなくて、結局そのときの公演は練習不足でグダグダ。

他にも多々色々な理由が重なり、

これが「演劇部の考え方」だというなら自分にはどうにも合わないなと思って退部しました。

 

なのでそもそも「演劇」というものにあまりいいイメージを持っていませんでした。

 

ですがここ最近、「おっさんずラブ」影響でドラマを観る機会が格段に増え

演技をする役者さん達の芝居を見て「役者さんってすごいなぁ。やっぱり芝居って面白そうなんだよなぁ」という思いが復活してきました。

 

大学時代のときは「あの演劇部」だったから合わなかったのかもしれない。

もう10年経ってるし、違う人たちとやってみたらまた違う気持ちになるかもしれない!

と思って今回参加しようと思いました。

 

なのでこれを機に「舞台に出てみたい!!」とか「演劇を継続したい!!」というような意思は全くなく、ちょっとやってみようくらいな気持ちで行ってきました。

 

いざ10年ぶりの演劇ワークショップ

 

今回参加させて頂いたのは新宿で行われていた初心者向けのワークショップでした。

参加者は私を含めて女性3人、講師の先生が1人の計4人でした。

1人の方は40代くらいの女性の方でドラマのエキストラの経験もあるような方。

もう1人は20後半~30代くらいの方でここの定期教室に通われている方でした。

本当に初めての参加者というのは私だけでした。

(「演技の経験はありますか?」と聞かれましたがさすがに「ないです」と答えました笑 そらそうだ)

 

「演劇」ワークショップといっても、初心者用ワークショップなので

ほとんどアイスブレイクゲームが主でした。

 

例えばどんなゲームをしたかというと…

  • 初対面だけど往年の親友のように相手のことを褒めて褒めて褒めまくるゲーム
  • 表情を動かさず目だけで演技をしてどんな感情だったか当ててもらうゲーム
  • 言葉一切禁止のパントマイムしりとり
  • エチュード(即興劇)

などです。

 

大体は演劇部時代にもやったことのある内容だったのでおっかなびっくりにならず取り組めたので良かったです。

また3人という超少人数でしたので(さすが平日)すぐに打ち解けることができたのも良かったです。

 

アイスブレイクゲームのいいところ

 これ本当、声を大にして言いたいんですが、

人見知り克服には効果てき面ですよ。

 実際そのことを強く感じたのは大学時代のときです。

 

アイスブレイクとは文字通り、「氷を溶かす」

初対面同士の緊張や不安を溶かし、ほぐすためのゲームです。

なのでたくさん人の目を見て、人の名前を呼んで、人に触って、やります。

もう強制的にですよ!!(笑)

 やらない方が「空気読めよ~」みたいな感じになりますからね(笑)

 

少し過去の話をすると、高校時代ズブズブのオタクで

「今のままじゃダメだ!変わりたい!」という結構大きな決意を持って大学に入学したクチなので(笑)

大学1年でこのアイスブレイクゲームをやりにやりまくったことは本当に良かったと今でも思っています。

 

親しい友達以外と話すのも苦手だし、人と目を合わすのも苦手だし、

あとなにより笑顔がものすっっごく下手でした。(今でも下手だけど笑)

しかし部活の練習ではパンッと手叩いた瞬間に「はい笑顔!」「はい怒った顔!」とかやりまくっていたのでだいぶ矯正されたように思います。

 

今でも人見知りが完全に治ったわけではないですが、

それでも高校生の頃に比べてだいぶマシになりました。

(あと社会の荒波のお陰もあるけど笑)

 

次第に違和感を感じるワークショップ

 実際参加したワークショップの話に戻ります。

講師の方は男性で、様々なエキストラや役者を経て今では映画のプロデューサーとかもやっているような方でした。

優しく、人当たりが良さそうなおじさんでした。

 

今は役者だけで食べていける人は少ないから、ワークショップや演技の専門学校で

講師の立場に就く人が非常に増えているそうです。

でもそういう人達は「食べていく」ことが目的となっているので生徒や受講生にちゃんと教えてあげる人が少ないんだとか。

ダメ出しはするけど、そのあとどうすればいいかのフィードバックがない。それでは受講生は伸びない。

だからここではちゃんと教えます。皆に演劇を楽しんでもらった上で上手になってほしい。

講師の方は冒頭でそのようなお話をされていました。

 

「失敗することは全然恥ずかしくない。どんどん失敗して楽しんでやりましょう!」

 

私はここらへんからもう妙な違和感を持ってしまいました。

 

そして自己紹介を兼ねたアイスブレイクゲームを色々とやっていきました。

先ほども述べた目だけに感情を込めて演技をし、どのような感情か当ててもらうゲーム。

 

私は悲しみを込めた演技をしました。

それを見た2人は「怒っている演技に見えた」「驚いている演技に見えた」と発言しました。

自分は悲しみを込めたつもりでも見ていた2人には違う感情に見えてしまったようです。

改めて"演技をして相手に伝える"って難しいことだなと思ったんですが、

講師の方がこの一連の流れに対して「今のは失敗だったね」と「失敗」という言葉で表現されました。

 

これに私はものすごい違和感を感じてしまいました。

確かに伝えたい演技が相手にきちんと伝わらなかったと言う点で"失敗"だったと思います。

もしプロの役者さんであれば"失敗の演技"なんだと思います。

 

100人いれば100通りの感じ方がある。

「悲しみ」を表現しても「怒り」に感じる人もいれば「悦び」に感じる人もいる。

それは当たり前に起こることなんじゃないかなと思ったんです。

 

私は直島で美術館を廻ったとき、このようなことを感じました。

 

作者が作品を提示して、鑑賞する側はそれを"自分"というフィルターを通して好き勝手に受け取る。 そこに作者の意図が伝わらなかったとしても、逆に作者の意図を汲むことができなかったとしても それでイイんだと思いました。 自分自身で見て、なんでもいいからなにかしら感じて、それが楽しいと思えれば もう芸術鑑賞は成立してるんじゃないかなと思いました。

19.直島に行ってきた(後編) - アラサー腐喪女がやりたいこと50個やるブログ

 

 

だから役者として意図した表現が伝わらなかったことは決して「成功」ではありません。

でも「失敗」という言葉で表現するのはちょっと違うんじゃないかなと強く思ってしまいました。

演劇の世界のことはよくわからないのでやっぱり意図した表現がうまく伝わらないと話にならないのかもしれないですが。

 

講師の方の言う「失敗することは恥ずかしいことじゃないからどんどん失敗しましょう」の「失敗」とはこういうことを言うのか?

だとしたらそれには同意しかねると思ってしまったんです。

 

大人になって頭が頑固になってしまっているのかな…と思ったんですが、

思ったんですが!どうしても自分の中では納得ができませんでした(笑)

プロになりたいと思ってないから言えることだとは重々承知ですけども。

 

その他にも、講師の方は「日本人は褒めるのがヘタ」「日本人はとてもネガティブ」としきりにおっしゃっていました。(講師の方も日本人です)

「欧米人はとても人を褒めるのが上手。褒めないと人は伸びない」と。

それについては非常に同感!と思いました。

ただ講師の方も、まぁ褒めない。びっくりするほど褒めない(笑)

確かにダメ出しをして、それに対してのフィードバックはして下さいます。

ただそこで終わるんです。

フィードバックを受けて、その点を改善しても改善点には触れないのです。

言われたことに対して反応して改善したのであれば、

言った方も反応してあげなきゃ。

 

また、「演技は型にはまってはいけない」と言う割には

なぜ「日本人は褒めない」「日本人はネガティブ」と型にはめるの?

と疑問も持ちました。

全ての日本人が褒めベタで全ての日本人がネガティブなの?

揚げ足取りみたいで申し訳ないですが、そう感じてしまいました。

 

最初に感じた違和感は的中しました。

 

 

(長くなったので続きます!)

 

 

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49.「勝手にふるえてろ」観ました

なんだかんだで1週間と間が空いてしまいました。

こんにちは、鶏皮です。

 

年をとって早1週間。レッツエンジョイ28歳してる訳ですが、

最近は「おっさんずラブ」の影響もあり、今までアニメしか観てこなかった人間が

ばんばん映画やドラマを観る日々が続いております。

結局は次元の数字が一本多いか少ないかだけの違いなので大した違いはないのである。(自分の中で)

 

ということで!たまたまYoutubeで予告版の動画を観てから

「あ、これ観たら絶対なにかしら響くやつや…」と直感が告げた映画

勝手にふるえてろを観ました!

 

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(出典:映画公式サイト

 


12月23日(祝・土)公開 『勝手にふるえてろ』予告編

 

勝手にふるえてろ」あらすじ

 松岡茉優さん演じる彼氏いない歴=年齢 24歳

絶滅した動物が好きで、脳内妄想が激しいいわゆるこじらせ女子のヨシカが主人公のお話です。

ヨシカは中学の頃から10年間同級生のイチ(北村匠海)に片想いをし、頭の中では日々妄想恋愛を繰り広げる日々。

そこに会社の同期で口調もノリもウザキャラのイチとは正反対のニ(渡辺大知)がヨシカに告白をすることで物語が動き始めます。

人生初告られに浮かれまくるヨシカ。

それでも自分にはイチがいる。(もちろん付き合ってはいない)

脳内彼氏と現実彼氏の狭間で揺れ動くどころか揺れに揺れまくっているとき、

中学の同窓会で大好きなイチと再会。

最後にヨシカが出す答えとはーー!?

こじらせ女子によるハイスピード暴走ラブコメディです。

 

視聴した感想

 

 わかりみが深い!!!!!!!!!

 

この映画はめちゃくちゃ共感して息切れするか、

共感どころか理解すらできなくてポカンと眺めるか二極化する内容だなと思いました。

そして私は前者でした。

 

 ※ここからはネタバレ有の上、このブログお決まりの

映画の内容というか映画を絡めた自分語りになりますのでご注意ください!

 

今述べた「自分語り」。

これがこの映画でめちゃくちゃ共感するひとつの大きなポイントでした。

 

この映画のひとつの魅力であるヨシカの暴走した自分語り。

とにかく語ります。とにかく喋ります。正確には脳内で語りまくってます。

中学時代のイチとの思い出、

人生初告白をされたときの心情、

常日頃から自分が思っていること、

ヨシカの心の声がだだ漏れにだだ漏れています。

それをコンビニの店員や駅員さん、いつも公園にいるおじさんなどに

延々と聞いてもらうのですが、それも全てヨシカの妄想。

 

自分の脳内で自分の世界があまりにも確立されていて、

映画を観ている視聴者はこの世界観が現実なのかヨシカの妄想の中なのか

わからなくなるシーンがたくさんあります。

 

これがわかる

もうわかりすぎる

めちゃくちゃにわかる

 

 かくいうこちらも28年間こじらせ女子やってる訳です。

共感しない訳がない。

 

頭の中は常に自分語りでいっぱいです。

私も脳内に常に話を聞いてくれたり質問をしてくれる架空のインタビュアーがいて、

四六時中ずっとひとりインタビューをやってます。

ぼーっとしてるときとかお風呂入ってるときとか何も考えなくてもいい時間は

ほぼやってます。それをもう何十年も。

結局その脳内で四六時中やっているインタビューの内容を

今ではブログに書き綴って外に発散しています。

 

昔好きだった人との小さな思い出を

何度も何度もビデオテープが擦り切れる勢いで脳内再生して、

その思い出を架空の誰かに語って語って語りまくる。

次第に思い出は美化され、どんなに些細な出来事でも自分の中では

まるで一世一代の出来事のように記憶が肥大化していく。

 

 もう頭の中では切ない少女漫画の主人公な訳です。

三者から見れば大したことない出来事も、私の中では

もう映画一本取れるくらい大スペクタルな内容にまで肥大化してしまっているのです。

それを擦り切れるまで何度も何度も脳内再生しているので、

自分でもこれが現実なのか妄想なのかわからなくなっているのです。

 

なにも恋愛関係だけでなく、過去のあの出来事は

現実なのか妄想なのか本気でわからないものが数え切れないほどあります。

 

イタイだろ?

イタイんだよ!!!!!!(笑)

 

 今では作中のヨシカほど大暴走な感じではなくなりましたが、

本当にヨシカと同じ24歳頃の自分を観ているようで心がガスガスに抉られました。

 

ほとんどこの世を生きてないんですよね。

自分が作り上げた自分の妄想の中で生活してる感じ。

体だけはこの世界で生きてるけど頭の中は全然違う世界を生きている感じ。

 

学生の頃は脳内妄想が激しすぎて、(頭が別世界に飛びすぎて)

帰り道を全く覚えてない。どうやって家に帰ってきたか覚えてない。

(もちろんお酒は1滴も飲んでません)

気付いたら自宅にいたなんてこともしょっちゅうありました。

 

共感しない訳がないんです。

 

でもこの大暴走自分語りも結局はヨシカの頭の中だけの話であります。

だから饒舌でやかましいシーンが多い中、

ヨシカが自宅に戻り1人で家で過ごすシーンの静かな描写が映える映える。

これが現実なんですよね。

どんなに頭の中がやかましかろうが、結局その言葉を口に出す訳でもなく、

自宅で一人で過ごしているので現実はめちゃくちゃ静かなんですよ。

この一人暮らし喪女の淡々と生活音だけが聞こえてくる風景も

共感しすぎて死にそうになりました。

特に音楽を聴いて自分の世界に浸りながら淡々と茶碗を洗うシーン。

顔面以外お前は俺か状態です。松岡茉優ちゃんめっちゃかわいい)

 

もう挙げたらキリがないくらい細かな点が共感の嵐でした。

非リアはなんのかんの言ったところで神々しく見えるリア充に憧れるもの。

行ったこともないクラブに行ってみたい気持ち。

一人で行くのは怖すぎるから「二」という都合のいい男に同伴してもらおうと思う気持ち。

早口で少し奇をてらったヨシカの喋り方。

現実では大したことは起きてないのに些細なことでジェットコースターのように上下する感情。

リア充だらけの飲み会で、まるで存在を消されているかのような扱いをされること。

表では言えない暴言を脳内で吐きまくること。

処女であることにとんでもないコンプレックスを持ってること。

なにもかも自分本位。頭の中では常に上から目線になってしまっていること。

 

わかるわかるわかる

耳が痛い耳が痛い目も痛い

 

そしてなんとかかんとか同窓会で愛しのイチと再会し、

その後グループで遊ぶことになりイチといい感じになるヨシカ。

ヨシカが思っているよりも現実はいい流れになっていたのです、が、

イチはヨシカの名前すら覚えていませんでした。

 

視聴者側からすれば、せっかくいい感じなんだし名前を覚えられてないくらいどうってことない。

これから頑張ればいいじゃん!!って思うところなんですが、

ヨシカの中でそれは全てが崩壊する瞬間でした。

10年片想いした相手に名前すらも認識してもらってない。

 

ヨシカは号泣し、今までの気持ちをミュージカル調に吐露します。

ここからの盛り上がりがめちゃくちゃ面白いです、この映画。

ちなみにここらへんからめちゃくちゃ号泣してました(笑)

 

たかが名前を覚えられてない些細なことで挫けるところがいかにもこじらせ女っぽい。

他人から見たら大したことないことでも爆弾のように大きくなり破裂させてしまうところもこじらせ女っぽい。

 

そしてだんだんとヨシカの中でニの存在が大きくなっていきます。

最初は本当に気持ち悪い奴なんですが、映画全編を通せばこんなにいい奴なかなかいないよ!と思えるのが二の魅力。

特にラストシーンは本当涙涙のいい男です。

ヨシカの脳内で蠢く妄想や感情を、初めて生きているリアルな人間の二にぶつけられたというだけで2人の相性は割といいんじゃないかなと思えました。

この手の人間がリアルな人間に本音をぶつけるって相当稀有なことだと思うし。

 

またラストシーンの二の台詞で印象に残っているものがあります。

 「でもいくら好きだからって、自分の感情剥き出しで相手に全部しなだれかかるのは良くないよ」

思い当たる節がありすぎる・・・。

昔、好意を持ってもらった人に似たようなことを言われたのを思い出しました。

 

自分の感情第一で相手の感情を1mmも考えてない人間には耳が痛すぎる内容。

でも一番大事なことだと思いました。

「私のこと好きならこれぐらい耐えてよ」「我慢してよ」「許してよ」「だって好きなんでしょ?」

自分本位高慢チキ世界の視野が狭い女あるある!!!

 

自分の醜いところ、汚いところ、性格の悪いところを

2時間まざまざと客観的に見せられる拷問のような映画でした。

終始号泣して観てましたけどなんで泣いてたのか自分でもよくわかりません(笑)

過去を思い出したからなのか、共感したからなのか、

ヨシカが懸命に生きている姿を応援したくなったからなのか、おそらく全部です。

 

 イタイし性格悪いし、感想サイトを見ても「ヨシカ嫌い!」って声も

少なからず見かけるほどクセのあるヨシカという役を

松岡茉優さんの可愛らしいお顔(超重要)と女子の誰もが持ってるめんどくさい部分を忠実にかつコミカルに演じて下さったことにより、なんだか憎めない奴になってて、

改めて女優さんってすごいなぁと思いました。

 

現実にもあーいう女はいっぱいいるけど(私含め)

実際あんなに可愛くないからね。ブスばっかりだからね(私含め)。

なので、これは映画ですがヨシカの顔面がもっと全然ブスだったら周りの評価や印象は相当違うだろうなとはリアルに思いました。

 

~~~なにが言いたいのかわからなくなってきました(笑)

今回「わかるわかる」しか言ってないですね。

前回の「おんなのこきらい」感想とは全く正反対で笑います。

 

torikawaparipari.hateblo.jp

 

強制的にまとめ

なんだか文章が収集つかずとっちらかってきたのでここらで強制的に〆ます。

この映画を観て、

  • 「こじらせを脱しないとな!!」と思うよりは、結局は自分語り好きの自分大好き人間ですので自分の小さな世界の中で偉人になってやかましくしてるどうしようもないこじらせ女子ってなんだかんだ憎めないし結局大好きなんだよなぁということ。
  • でも二の言うとおり、自分のありのままをぶつけて相手に全部しなだれかかるのでは人間関係は成立しないということ。(対二次元ではそれでも成立しちゃうんですよね)
  • 松岡茉優ちゃんがめっちゃ可愛いということ。

 

なんだか4年前くらいの自分に会ったような映画でした。

といっても今も大して思考回路は変わってないですが(笑)

感情移入しまくって引き込まれる映画は面白い!!楽しい2時間をありがとうございました!!

 

もっとわかりやすい感想書けるように文章力向上させたいです!

ほんとすいませんでした!!

 

 

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