55.ニッチツ鉱山に行ってみた
はい。ということで、改めましてどうもこんばんは鶏皮です。
今回は、昨年の話になりますが12月に
やりたいこと番外編55番目の埼玉県・奥秩父にある
「ニッチツ鉱山」というところに行きたい!と思い、
向かったのでそのときのことを書こうと思います。
そもそも「ニッチツ鉱山」とは?
まぁ簡単に言うと廃墟です。(でーん)
埼玉県秩父市にある以前、鉱山で栄えた村の廃墟跡地です。
詳しくはこちらのブログ様などを見てもらうとわかりやすいと思います。
以前より何度かブログでも言っていますが鶏皮は廃墟が大好きです。
あの退廃的な雰囲気と、人の気配がなくなると建物もたちまち朽ちていく様が、
建物自体もれっきとした生き物で人と共にちゃんと生きているんだなぁと感じられ、
とても感動するからです。
大丈夫?引いてない?
廃墟はその構造上、建物の腐敗や倒壊の心配もあり、なかなか見に行くことが
困難なことも多いのですが、
このニッチツ鉱山は比較的安全に回れて初心者にもオススメな廃墟だそうなので
埼玉県民として行くっきゃナイト☆と思った次第であります。
ちなみにこのニッチツ鉱山はホラーゲーム・SIRENの舞台となった場所としても有名です。
ゲームやらないし、(廃墟好きなくせして)ホラーはまるでダメなので(笑)
私はよく分かりませんが!
いざ!ニッチツ鉱山へ!
さぁこの廃墟群であるニッチツ鉱山ですが、なにで行ったかって
デートで行きました(笑)
確か付き合ってから2回目のデートだったかな?と思います。
以前彼に「廃墟が好き」という話をした際、「確か秩父あたりにSIRENの舞台になったところがあるらしいね」と言われ、
「それ!!!ニッチツ鉱山!!!!いつか行ってみたいと前々から思ってたんだよね!!!」とハッと思い返したときには時既に遅しばりに食いついてしまったら、
「廃墟とか気になるし今度行ってみましょうか」と言ってくれて2人で行くことになりました。なにこの展開
実際行ってみるとペーパードライバー鶏皮ではどうしようもないくらい山奥にありまして、彼に車を出して頂き本当に助かりました。
「インディジョーンズみたい!!」とバシャバシャ写真を撮る鶏皮(やかましい)
何度も彼に「ごめん廃墟とか興味ないよね?大丈夫?ごめんね」と伝えました。
そんな中、鉱山へ向かう道中にとても立派な廃集落がありまして。
そしたら彼は急に車を停めて降りて「やばいね。すごいね。これはすごいね。」と
バシャバシャ写真を撮りだしてテンションを上げていたので
あ、これ同じ畑の人間だ…とホッとしました。楽しめていたなら本当に良かった。
しかしですね。
ニッチツ鉱山通行止めで入れず
リサーチ不足といわれればそれまで。
結論から言うと、ニッチツ鉱山へと続く唯一のトンネルの前に
「当面の間、全面通行禁止」の看板が立ってました。
(写真撮るの忘れた)
や、やられた!!!!
秩父鉱山へ出入りするトラックなどは通行可のようですが
一般車両は通行禁止とのこと。そんな2時間以上かけて来たのに…!!!!
(運転のできないポンコツ女で本当に申し訳なくなった)
ナビを使い、なにか別ルートで行ける道はないのか探し始める2人。
なんとしてでも行きたい…!!廃墟が見たい2人。
「なにが私たちをそこまでさせるんだろうね・・・」っていう会話をしてました。
本当だよ
そしてここからまた1時間半以上、車を走らせ今度はさきほどのトンネルとは
反対方向である裏手にある林道に到着。そこで目にする
「当面の間、全面通行禁止」の看板。
で、で、で、ですよね~~~!!!!!!
Aから行けなかったのにBから行けたらそれ通行止めの意味ない!(笑)
ということで結論から言いますと5時間以上車を走らせましたが、
我々はニッチツ鉱山に辿りつくことはできませんでした(笑)
50リスト初の物理的理由による断念です。
結局この日はその後、埼玉県飯能に最近できた
巷で流行りの「メッツァヴィレッジ」で行われている
チームラボによる「森と湖の光の祭り」を見てきました。
teamLab: Digitized Lakeside and Forest / チームラボ 森と湖の光の祭
こちらは廃墟とは違い(笑)スタンダードデートスポットな上にオープンしたてということもあり、非常に混んでいてカップルも大勢いました。
手を繋いだり、イチャイチャしたり、ツーショットの写真を撮りまくるカップル達を横目に
写真を撮ることが嫌いな彼と、手を繋ぐことが嫌いな私、
そしてお互い人前でイチャつくなんて言語道断と思っている私達は方やポケットに手を突っ込み、方や腕組しながらずんずん進んで鑑賞してました(笑)
お互い何十年と「リア充氏ね!」と言ってきた手前、今更そんなことできるわけない感がスゴイ。
でも小さなことですが、こういった感性?感覚が似ているのは非常にありがたいなと思いました。
彼が「なんかカエルの卵みたい…」って言ってたのが印象的でした(笑)
個人的には、ニッチツ鉱山にはたどり着けませんでしたが、5時間もの間、
車の中でお互い色々な話をして相手のことを以前よりもっと知れたり、
時折無言になることもありましたが、その無言が苦痛でもなかったあの時間が本当に楽しい1日でした。
そしてですね、実はこの2週間後くらいに3回目のデートに行ったんですが、
「どこ行く?」という話になったとき、彼が
「ニッチツ鉱山には行けなかったけど、調べてみたらその近くに同じようにSIRENの舞台になった"嶽集落"っていう廃墟集落があるみたい。今度はそこ行ってみない?」との提案。
いやノリノリやんけ
「行く」即答。
なので、次回の記事では今度はちゃんと足を踏み入れることができた
もう廃墟と化してしまった集落「嶽集落」についてのレポートを書こうと思います。
ではではかしこ。