7.沢登り…というか沢下りをやってきた①

こんばんは。鶏皮です。

 

 さて、先日2連休を取りまして、

友人4人とキャンプ場にてカレー自炊からのログハウス宿泊からの

沢登り(もといキャニオニング)をしてきました!

※ちなみに私は友人がとても少ないので、このブログ内に出てくる

「友人」という表現はほぼほぼ全て同一人物です(笑)

 

やりたいことリストでいうところの7番目「沢登りがしたい」になります。

 

今回は1日目のログハウス宿泊編と2日目の本命である沢登り編で分けたいと思います。

ただ先にぶっちゃけて言いたい。もはや1日目が本番だった。

 

今回泊まった川井キャンプ場とは

今回は、都心から約2時間・気軽にアウトドアが楽しめる

東京奥多摩町にある川井キャンプ場というところにお世話になりました。

 

www.okutamas.co.jp

 

 

f:id:torikawaparipari:20180717225736j:plain

 

f:id:torikawaparipari:20180717225934j:plain

 

f:id:torikawaparipari:20180717230109j:plain

 

最寄り駅および周辺はこんな感じ。

目の前に多摩川が流れていて、大自然に囲まれたキャンプ場です。

 

そう、一見素晴らしくてたまらない「大自然に囲まれた」ことが

のちの不幸を呼ぶことになるとはこのときの私は知るよしもありませんでした(笑)

 

話は少し変わり、最近なんだかアウトドアをすることが増えましたね。

友人の1人が「ゆるキャン△」にハマってるのも1つの要因かもしれないです。

f:id:torikawaparipari:20180717230608j:plain

私を含め全員絵描きオタクなのに、この年になって急にアクティブになり始めて

なんかめちゃくちゃ面白いです(笑)どうした我々(笑)

 

地獄のログハウス編

アウトドア初心者のしょっぱなからテントはハードル高いだろってことで

今回、私達はログハウスをお借りしてそこに泊まることにしました。

 

まぁ、ね。このログハウスがね、

地獄だった。

 

 

実際に泊まったログハウスがこちらです。

f:id:torikawaparipari:20180717231620j:plain

外見はまだいいですね。

可愛らしい感じのログハウス。いかにもアウトドア!って感じでテンションも上がる。

 

ウキウキでその扉を開けます。

f:id:torikawaparipari:20180717231821j:plain

 

5.5畳の畳・机・以上!(ドン)

 

事前の電話予約の時点で「電気しかありませんよ」ということは聞かされていました。

5畳半なことも聞かされていました。受け入れていたつもりでした。

というかあまり真剣に考えてなかったというか、アウトドア・キャンプ初心者なこともあり、うちらならなんとかなるっショ★くらいに考えてました。

 

なんともならねぇ

 

友人とどれくらい笑ってましたかね…

もう絶句通り越してずっと笑ってました。

やばい、やばすぎる。もうこれは部屋ではない、ハコだと。

 

ニュースで連日猛暑だ酷暑だと騒がれる中、

冷房なし・冷蔵庫なし・コンセント1個・気持ち程度の電球が1つ・5畳半に5人で寝る現状。(もはや1人1畳)

 

「鉄格子のない牢屋wwwwwwwwwwwwwww」

写真にもある机にいたっては

「もう牢獄に入った人が手記書く机じゃんwwwwwwwwwwwww」

27~28歳児5人、落ち込むというよりもうずっと笑ってました。

 

そう、このときまでは笑っていられたんです。

 

ムカデ事件発生編

 夕食は近くの炊事場で自炊したカレーを食べました。

(これについてはあとでまたちょろっと書きます)

 

そのあとログハウスに戻ったときに事件は起きました。

そうです、部屋にムカデがいたんです。

そらもーデカイのが。友人の化粧ポーチの中を這っていたのです。(えぐい)

 

虫が苦手な鶏皮にとって、これはもう世紀を揺るがす大事件でした。

このとき私は完全に失念していたのです。大自然と虫が切っても切り離せないことに。

 

悲鳴。

悲鳴。

大悲鳴。

 

あまりの私のうるささに、友人に怒られる始末。

友人達も虫は苦手だったみたいですが、あまりの私の恐怖振りに

「逆に冷静になってきた」といわれ、私一人だけ半狂乱状態に。

(本当に迷惑をおかけした…ごめんとしか言いようがない)

 

その後、友人がなんとかかんとかムカデを捕まえ外に逃がし、

はい一段落。となり、皆で室内に上がり荷物の整理をしていたそのとき、

 

また来たのです、ヤツが。

 

布団の下からどこからともなくまた現れた2匹目の登場に、

室内は大パニック。そして私の精神の糸はぷっつりと切れました。

 

これはもうダメだと。完全に逃げられない。

ログハウスも窓や扉の締りが悪く、間や隙間など所狭しと空いている状態。

完全にヤツに包囲されているーーーーーー…!!!!!!!

 

一睡もできず夜が明ける

今までも、大自然に囲まれるような経験は何度もしていました。

その都度、虫と出くわすことはありましたが屋外だったので

走って逃げるなどいくらでも回避方法があり、

そこまで直接関わらずにやってこれていました。

しかし、「屋内」。それも「宿」という逃げられない場所に現れ、

直接的な関わりを持つということはこれが初めてでした。

 

また22時以降は、野生動物が現れる恐れもあるので宿からの外出が原則禁止

になっていましたので完全に逃げ場を失いました。

精神状態としてはオールナイトへびに睨まれたカエルです。

 

午前2時くらいに皆で寝ようかということになったのですが、

これがまぁ眠れない。眠れるわけがない。

頭の先から足の先までシーツを被り、万が一にも体に直接触れることがないように徹底防御。

しかし熱帯夜の冷房なし5畳半の部屋です。光の速さで酸欠。

少しでも足や手に違和感を感じると、なにか虫が止まっているんじゃないかという錯覚に陥り若干ノイローゼ気味に。

 

f:id:torikawaparipari:20180718000136j:plain

 

…わかります。これを読んでいる方の心の声が痛いほど聞こえますよ。

なぜキャンプしようと思った!!?

こういうことを想定してなかった私の完全なる凡ミスです。

布団内でずっともぞもぞ動いてて友人には本当に迷惑かけた。申し訳なさすぎる。

(実際翌朝だいぶ怒られた)

 

このままでは埒が明かない。

これ以上、眠っている友人に迷惑をかける訳にはいかない。

しかしこの真っ暗の中、森の中に飛び出す勇気は毛頭ない。

ただただ夜明けがくるのを待ちました・・・・・・・。

 

河原で寝る28歳女

そして布団の中で怯えること2時間弱。

午前4時ごろよりやっと空が明るくなり始めました。

4人の寝ている友人を残し、ログハウスを飛び出しました。

 

とりあえず散歩をしようと。

散歩をしたら少し気持ちが変わって眠れるかもしれない。

というか翌日にキャニオニングという壮絶なアクティビティを控えてる手前、

睡眠を取らないわけにはいかない!!!!!

もうこの頃くらいから何と戦っているのかよくわからなくなってくる始末。

 

ログハウスから歩いて数分のところに多摩川が流れる河原があるので

とりあえずそこで少し時間を潰すことにしました。

 

f:id:torikawaparipari:20180718001123j:plain

 

f:id:torikawaparipari:20180718001226j:plain

 

f:id:torikawaparipari:20180718001342j:plain

↑河原から真上をみたときの景色。

 

誰もいない夜明けの河原はとても幻想的でキレイでした。

これが見られただけでも飛び出して良かったなと思えました。

 

そしてふと、この砂利だらけの河原の真ん中で気付く。

「ここのがよっぽど虫いなくね???」

景色もいいし、水場だから涼しいし、広々としてるし、

よし、ここで寝るしかない。

寝てなさ過ぎ・追い詰められすぎで謎の結論に至る鶏皮。

 

河原に体育座りして時間にして大体30分くらい寝ました。

絵面がやばすぎですね(笑)

河原で1人、体育座りして眠るアラサー女。何やってんのほんと

 

河原近くにテントを張っていたキャンパーのおじさん(早起き)が

えらい怪訝そうにこちらを見つめていたことには気付いていました(笑)

 

最終的にはやはりいつまでも河原にいるわけにもいかないと思い、

ログハウスに戻り、また眠れないまま朝を迎えました。

そして友人には謝り続けました。

 

課題山積みの今後のアウトドア

自分では「虫が苦手」くらいに思ってたのですが実際は

「気が狂うほど嫌いで生理的に無理レベル」だということが判明した今回、

今後なにかしらアウトドアするときはそのことを深く考えておかないとなぁとめちゃくちゃ反省しました。

虫に対する知識もアウトドアに関する知識もほとんどないような初心者だったので色々と知識が必要なんだなとも思いました。

 

今後も友人達と「キャンプしよう!」という話は出てますし、

やりたいこと17番目には「無人島に泊まりたい」を挙げています。

(この無人島宿泊は昨年トライしたのですが台風のため宿泊できず、リベンジを伺っていたのですが、どうやらここもうようよムカデが出るみたいでもう鳥肌が立ってる)

 

アウトドアや自然の中で遊ぶのは好きなので続けていきたいですが、

やはり虫はつき物なのでなにか対策を考えないとなぁ。

「やりたいこと」の中に「苦手なもの」が混ざってるというのは初めての経験!

くーーーー難しい!!!!

 

次回「結局ほとんど寝ずに挑んだキャニオニング編」を近日上げます!

 

良かったらクリックお願いします^^

にほんブログ村 その他日記ブログ 挑戦・チャレンジへ
にほんブログ村 その他日記ブログ 干物女・喪女日記へ