55番外編:嶽集落を訪ねてみた

おこんばんは鶏皮です。

はてさて、仕事の昇格試験も無事終わりまして、

やっとこさ晴れやかな気持ちでブログを更新することができます。

結果は来週なのでまだ分かりませんが、いいんだ終わったことに意味がある。

 

そしてですね。ついに、先日の2月13日をもってこの「やりたいこと50」ブログを開設して1周年を迎えることができました!

ですので、こっそりとやりたいこと42番目の「ブログをまずは1年続けたい」に横線を引っ張らせていただきました!

次の目標は当然2周年ということで、これからもアラサー女オタクのやりたいこと50リストブログをよろしくお願いします。

 

では、本題。

torikawaparipari.hateblo.jp

前回、初心者向け廃墟集落「ニッチツ鉱山」に向かうも通行止めで入ることができませんでした。

今回はそのリベンジ編と称して向かった「廃墟村・嶽集落突撃編」です。

 

いざ!廃墟化してしまった嶽集落へ

 

前回のニッチツ鉱山デートからちょうど10日後、彼と私は再び集い、車を走らせ秩父へと向かいました。

いつもの手順でグーグルマップを貼り付けてみたはいいものの、

いつにもまして一体誰が参考にするんだという感じですね(笑)

 

f:id:torikawaparipari:20190217222509j:plain

お目当ての場所は山の中にあるのですが、近くには浦山ダムという大きなダムもあります。

ここのダムにも行ったのでその話はまた追々。

 

山の傾斜に沿った場所にある集落で、道も細すぎて車では途中までしか行けませんでした。

そのような交通の便の悪さ、そして集落に住んでいる方の高齢化に伴いどんどんと廃墟化してしまったようです。

それでも何軒かの民家にはまだ人が住んでいる形跡がありましたので、

もし訪れる方がいれば住民の方のご迷惑にならないよう十分な配慮が必要だなと感じました。

 

車を停め、山道を3~4分ほど登ると、まずお目見えするのがこの大きな家屋。

f:id:torikawaparipari:20190217223813j:plain

 

f:id:torikawaparipari:20190217223917j:plain

中も覗けるようになってました。

奥に入ることは不法侵入の恐れにもなるのでしていません。

 

そこから更に奥に進みますと、景色は一気に山道に変わります。

f:id:torikawaparipari:20190217222822j:plain

ゴリゴリの登山。

 

まだ3回目のデートだし!と一応スカートを履いてきた鶏皮、激しく後悔する(笑)

山道あるあるの謎のチクチクした草?がスカートに付きまくる。

よもやこのような事態になることは想定済でした。お前は冒険初心者か?違うだろ!!

いつものように一人旅だったらば確っ実にチノパン、トレッキングシューズで行ってました。

やっぱり慣れずに色気づいたことはするものではない…これでは充分に楽しめないではないか!

やっぱりいつも通りが1番なんだなと、某ディズニー映画ありのままの~♪の曲を脳内で流しながら

スカートにチクチク草がつこうがお構いなしに更に奥へと歩を進めていきました。

 

奥にはもっと荒廃した廃墟群が待ち構えていました。

f:id:torikawaparipari:20190217225327j:plain

 私は感情の上下が目に見えて激しいタイプなので「ヒエ~~~すごい!ワア~~~」

とはしゃぎまくってましたが

彼はあまり感情の上下が表からは見えにくく、静かに「すごい…」と感動してました。

自分のやかましさに若干恥ずかしくなる鶏皮。

 

f:id:torikawaparipari:20190217225703j:plain

 

f:id:torikawaparipari:20190217225925j:plain

夜に行ったらさすがに怖くて歩けないだろうなという雰囲気でした。

しかし、昼間に行ったのでそういう恐怖心よりは単純に建物の劣化具合がひどすぎて

倒壊の恐怖心の方が大きかったです。

 

f:id:torikawaparipari:20190217230204j:plain

一体いつのだか分からない地方紙(なぜか九州版)が落ちてました。

 

f:id:torikawaparipari:20190217230306j:plain

首のないお人形も落ちていました。

「LINEのプロフィール画像にしたら?」と提案される。

いやしないわ

 

「廃墟」というイメージについて

 

そもそも「廃墟」というとその荒廃感やおどろおどろしさから心霊的イメージを想像する人がとても多いんですが、

廃墟好きの私からすると、そういうイメージをつけることがあまり好きではないんですよね。

勿論そういうイメージを持つ気持ちも分かるし、私もそういうことを連想してしまう部分は多いにあって反省するんですが。

 

きっとここに住んでおられた方々には、かけがえのない思い出がこの地にたくさん詰まってるはずなんですよね。

小さいお人形が落ちているということはきっと小さな女の子もいたかもしれない。

おままごとしたりだとか、山に囲まれているからかくれんぼをしたりだとか

たくさんの楽しい思い出がある場所かもしれない。

そういう「時を越えた誰かの大切な場所と思い出」に触れられるのが廃墟散策の楽しみというか醍醐味だと思っているので、

暗に「怖い。不気味。薄気味悪い」みたいな言葉で片付けるのが非常に失礼な気がして、好きではないんです。

 

以前、長崎の軍艦島に観光に行った際

軍艦島に所狭しとひしめく団地群の屋上から見える夕日はとてもキレイで

当時、島に住んでたカップルのデートスポットになっていた」と現地の方に話を聞いたことがあります。

f:id:torikawaparipari:20190217231541j:plain

今では「廃墟観光」の金字塔となり、

グーグルで「軍艦島」と調べると「心霊」と出てくるぐらい雰囲気のある場所になっています。

でも、そんな寂れ朽ちた軍艦島を見て昔、大好きだった彼(彼女)とドキドキしながら見た夕日が綺麗だったなぁということを思い出す人も確実にいるのです。

どんなに不気味といわれる場所でも、見る人によってはかけがえもなく綺麗な場所に見えるんですよ。

これってめちゃくちゃ素敵なことだと思いませんか?

私はこの話を聞いたときにすごく感激してしまって、これまでの自分が持っていた「廃墟」というイメージが180度変わりました。

 

もし目の前に朽ち果てた建物があっても、それがあなたが幼少の頃から

家族と過ごしてきた大切な大切な実家だったら?

きっと「心霊スポット」だの「怖い」だのと思うことはないと思います。

その目のフィルターを通して当時の楽しかった思い出がたくさん蘇るはずだと思います。

それを誰かに「不気味な場所」や遊び半分に「心霊スポット」などと揶揄されたらとても悲しいと思います。

 

建物ってやっぱり人と常に寄り添っているものだから、

思い出の染み込み方も他のものの比じゃないと思うんですよね。

だからこうやって長い時が経って、当時の人々がそこからいなくなっても、

思い出だけはしっかり染み込んでいる建物を見て感じるのが大好きなんです。

 

…と、廃墟オタクが急に語ってしまいました(笑)

 

しかし、さすがに怖かった看板がひとつ

 

廃墟の家がある山道の途中に立てられていたこの看板。

f:id:torikawaparipari:20190217233036j:plain

 

ごめんさすがにこれは怖い

看板に書かれている「上林さん」とはこの廃墟の住民だった方です。

(家屋の中に散乱していた郵便物の宛名から判明)

 

一体だけ行方不明になったという問題のお地蔵様が看板の隣にあったこれです。

f:id:torikawaparipari:20190217233348j:plain

彼にこの写真を「LINEのプロフィール画像にしなよ」と提案するものの

いやしないわと断られる(笑)

 

そんな感じで時間にして30~40分ほど廃墟を堪能し、

やっと念願の廃墟デートを完了することができました。

お互いの満足度がはんぱなかったです。山を降りて車に戻ったあと

終始「いやぁ凄かった。よかった。良かったね。凄かった」ばかり言ってました。

 

デートで行けて良かったなと思いました。

夜景の見えるレストランデートとかキラキラしたものが並ぶショッピングデートとか

そういうのは個人的に全然いらないのです。

今まで一人で行っていたこういう場所に、一緒に行ってくれる人で

本当に良かったなと思いました。

 

このあとは近くにダムがあるので、ダムも行ってみますかということで

浦山ダムに散策に行きました。ちなみにデートでダムに行くのもこれが2回目です(笑)

私は、前回の長野一人旅で黒部ダムにも行っていたのでここ最近では3回目のダムです。

そうです鶏皮、実はダムを見るのもとても好き。

 

ダムの話は次回またしようかなと思います。

今日はこのへんで!

55.ニッチツ鉱山に行ってみた

はい。ということで、改めましてどうもこんばんは鶏皮です。

今回は、昨年の話になりますが12月に

やりたいこと番外編55番目の埼玉県・奥秩父にある

「ニッチツ鉱山」というところに行きたい!と思い、

向かったのでそのときのことを書こうと思います。

 

そもそも「ニッチツ鉱山」とは?

まぁ簡単に言うと廃墟です。(でーん)

埼玉県秩父市にある以前、鉱山で栄えた村の廃墟跡地です。

 

詳しくはこちらのブログ様などを見てもらうとわかりやすいと思います。


以前より何度かブログでも言っていますが鶏皮は廃墟が大好きです。

長崎の軍艦島や広島の大久野島にも訪れたことがありますが、

あの退廃的な雰囲気と、人の気配がなくなると建物もたちまち朽ちていく様が、

建物自体もれっきとした生き物で人と共にちゃんと生きているんだなぁと感じられ、

とても感動するからです。

 

大丈夫?引いてない?

 

廃墟はその構造上、建物の腐敗や倒壊の心配もあり、なかなか見に行くことが

困難なことも多いのですが、

このニッチツ鉱山は比較的安全に回れて初心者にもオススメな廃墟だそうなので

埼玉県民として行くっきゃナイト☆と思った次第であります。

 

ちなみにこのニッチツ鉱山はホラーゲーム・SIRENの舞台となった場所としても有名です。

f:id:torikawaparipari:20190206183927j:plain

ゲームやらないし、(廃墟好きなくせして)ホラーはまるでダメなので(笑)

私はよく分かりませんが!

 

いざ!ニッチツ鉱山へ!

 

さぁこの廃墟群であるニッチツ鉱山ですが、なにで行ったかって

デートで行きました(笑)

確か付き合ってから2回目のデートだったかな?と思います。

 

以前彼に「廃墟が好き」という話をした際、「確か秩父あたりにSIRENの舞台になったところがあるらしいね」と言われ、

「それ!!!ニッチツ鉱山!!!!いつか行ってみたいと前々から思ってたんだよね!!!」とハッと思い返したときには時既に遅しばりに食いついてしまったら、

「廃墟とか気になるし今度行ってみましょうか」と言ってくれて2人で行くことになりました。なにこの展開

 

実際行ってみるとペーパードライバー鶏皮ではどうしようもないくらい山奥にありまして、彼に車を出して頂き本当に助かりました。

f:id:torikawaparipari:20190206190311j:plain

「インディジョーンズみたい!!」とバシャバシャ写真を撮る鶏皮(やかましい)

 

何度も彼に「ごめん廃墟とか興味ないよね?大丈夫?ごめんね」と伝えました。

そんな中、鉱山へ向かう道中にとても立派な廃集落がありまして。

そしたら彼は急に車を停めて降りて「やばいね。すごいね。これはすごいね。」と

バシャバシャ写真を撮りだしてテンションを上げていたので

あ、これ同じ畑の人間だ…とホッとしました。楽しめていたなら本当に良かった。

 

しかしですね。

 

ニッチツ鉱山通行止めで入れず

 

リサーチ不足といわれればそれまで。

結論から言うと、ニッチツ鉱山へと続く唯一のトンネルの前に

「当面の間、全面通行禁止」の看板が立ってました。

(写真撮るの忘れた)

 

や、やられた!!!!

 

秩父鉱山へ出入りするトラックなどは通行可のようですが

一般車両は通行禁止とのこと。そんな2時間以上かけて来たのに…!!!!

(運転のできないポンコツ女で本当に申し訳なくなった)

 

ナビを使い、なにか別ルートで行ける道はないのか探し始める2人。

なんとしてでも行きたい…!!廃墟が見たい2人。

「なにが私たちをそこまでさせるんだろうね・・・」っていう会話をしてました。

本当だよ

 

そしてここからまた1時間半以上、車を走らせ今度はさきほどのトンネルとは

反対方向である裏手にある林道に到着。そこで目にする

「当面の間、全面通行禁止」の看板。

 

で、で、で、ですよね~~~!!!!!!

 

Aから行けなかったのにBから行けたらそれ通行止めの意味ない!(笑)

ということで結論から言いますと5時間以上車を走らせましたが、

我々はニッチツ鉱山に辿りつくことはできませんでした(笑)

50リスト初の物理的理由による断念です。

 

結局この日はその後、埼玉県飯能に最近できた

巷で流行りの「メッツァヴィレッジ」で行われている

チームラボによる「森と湖の光の祭り」を見てきました。

f:id:torikawaparipari:20190206192345j:plain


teamLab: Digitized Lakeside and Forest / チームラボ 森と湖の光の祭

こちらは廃墟とは違い(笑)スタンダードデートスポットな上にオープンしたてということもあり、非常に混んでいてカップルも大勢いました。
手を繋いだり、イチャイチャしたり、ツーショットの写真を撮りまくるカップル達を横目に

写真を撮ることが嫌いな彼と、手を繋ぐことが嫌いな私、

そしてお互い人前でイチャつくなんて言語道断と思っている私達は方やポケットに手を突っ込み、方や腕組しながらずんずん進んで鑑賞してました(笑)

お互い何十年と「リア充氏ね!」と言ってきた手前、今更そんなことできるわけない感がスゴイ。

でも小さなことですが、こういった感性?感覚が似ているのは非常にありがたいなと思いました。

 

f:id:torikawaparipari:20190206192533j:plain

彼が「なんかカエルの卵みたい…」って言ってたのが印象的でした(笑)

 

個人的には、ニッチツ鉱山にはたどり着けませんでしたが、5時間もの間、

車の中でお互い色々な話をして相手のことを以前よりもっと知れたり、

時折無言になることもありましたが、その無言が苦痛でもなかったあの時間が本当に楽しい1日でした。

 

そしてですね、実はこの2週間後くらいに3回目のデートに行ったんですが、

「どこ行く?」という話になったとき、彼が

「ニッチツ鉱山には行けなかったけど、調べてみたらその近くに同じようにSIRENの舞台になった"嶽集落"っていう廃墟集落があるみたい。今度はそこ行ってみない?」との提案。

 

いやノリノリやんけ

 

 

 「行く」即答。

 

 なので、次回の記事では今度はちゃんと足を踏み入れることができた

もう廃墟と化してしまった集落「嶽集落」についてのレポートを書こうと思います。

ではではかしこ。

 

番外編:2019年初投稿

どうもこんばんは、そしてお久しぶりです。鶏皮です。

年が明けてしまってましたね!(※2月)

 

あけましておめでとうございました。

今後もアラサー女ブログをどうぞよろしくお願いします!

 

さて、これからも更新するよ!と言ったそばから

なに更新空いてんねん!って話なんですが、実はですね、

来週、仕事の昇格試験なんですよ。

年が明けてからずっと勉強していました。

今日も今しがた受験生に囲まれながら近所の図書館で

勉強したり勉強したり居眠りしたり勉強したりツイッターしたりしてました(笑)

 

もう丸一ヶ月ほど職場の人以外誰とも会ってないし、誰とも遊んでません。

家と職場と図書館の往復です。もちろん彼とも会ってません。

元々用事がないと連絡を取り合わないので、付き合っていることを忘れられていそうで非常に恐ろしいです。

ただね、わたくし本当に勉強とやらが苦手でしてね。

この昇格試験も今年で3回目というポンコツ記録更新していますので、

もう何がなんでもそろそろ受かりたいです。お給料も上がるしね…。

 

ですが、さすがに心身ともにしんどくなってきたので

息抜きにブログ更新しにやってまいりました!

 

ただ、この1ヶ月はさきほど書いたとおりスーパー引きこもり図書館女をしていて

どこにも出かけていません。

なので今回は昨年12月にやりたいこと番外編に載せていた

「ニッチツ鉱山」に行ってみたはいいが、結局行けなかったときの話を記憶の糸を辿りながら書いていきたいと思います。

どうぞお付き合いくださいませ。

 

前置きが長くなってしまったので、本題はまた新しい記事にて書いていこうと思います。

 

 

番外編:ご無沙汰の挨拶

ご無沙汰しております。

本当に本当にご無沙汰してしまいました。どうも鶏皮です。

気付いたら2018年も終わろうとしていたので慌ててブログを書きにきました!

 

さて、ざっくり言うと私は元気にしております。

このブログも「もう更新しない!ヤ~メタ!」と思ったことは一切なく、

常に「あ~そろそろ更新しなきゃ!」と頭の隅にありながら、

つい慌しく日々が流れてしまっていました。

 

なかなかブログが更新できなかった理由は主に2つあります。

1つ目は仕事。

私は店舗勤務の販売職をしているのですが

11月半ばから自分の職場で大きな改装がありまして、そのままバタバタしていたらあれよあれよと言う間にこんな年の瀬になってしまった次第であります。

 

しかしそれは単純に「時間を確保できなかった」というだけの問題。

ちょっと1日寝不足と戦えば、どうにでもなる問題です。

本当になかなかブログ更新に向き合えなかった理由が2つ目にあります。

それは「気持ち」の問題です。

今日はその話を少ししようと思います。

 

「喪女」ブログではなくなったこのブログの意味

 さてこのブログは元々「喪女」である私がやりたいことを1つずつこなしていくブログでした。

ですが先日、一応喪女ではなくなりました。

引き続き50リストの話題も書き綴っていますが、お相手の彼の話題も多少記事にあがるようになりました。

そうするとですね、びっくりするほどブログのアクセス数が下がりました。

 以前の半分かそれ以下ぐらいにまで落ちました。

 

「読んでくれる人が大幅に減ったからブログを書くのが嫌になった」かと言われれば

そういう単純なことではなくて。(いや半分は当たってるけど笑)

そこでなんとなく感じたのは「あぁ、読者の方が求めているのは"喪女"である私が様々なことをやっているレポートであり、それ以外の話題はあまり求められていないんだな」ということです。

 

「身の周りの環境や心境が変わっても、その都度自分の思ったことや感じたことを

率直に書いていこう」というのがこのブログを書くにあたってのモットーでした。

ですが、そのモットーは読者の方からしたら全然お呼びじゃないのかもしれないと思うと、次第にブログを書くためにPCに向き合おうという力が出なくなっていきました。

 

ブログを始めた当初は「誰にも読まれなくても自己満だから満足」だなんて思っていましたが、今となっては「読んでもらってナンボ」という意識が自分の中にあることを再確認しました。

 

「喪女」ではなくなった自分の心境変化

 「彼氏とやらができたところでそうそう自分の環境なんて変わらないよ」と言いたいところですが

やっぱり大きく変わりました。

 

今まで仕事のことは抜きにした1日の全ての時間、自分のことや自分に関わることだけを考えていたのが、

今では半分とまではいかなくても40%くらいは相手のことを考えているようになりました。

 

以前、長野のゲストハウスカナメに宿泊した際にオーナーさんと話したこのやりとり。

特に1番心に残っているのが「私はまだ相手のことが"好き"なのかどうかよくわからない。

相手にめっちゃ関心があって、もっと知りたいみたいな気持ちはあるけど それが"好き"なのかはよくわからない。

"好き"ってなんですか?」という言葉に返してくださったワカメさんの言葉です。

 

「よく"好き"の反対は嫌いじゃなくて"無関心"だと言うよね。 じゃぁ"無関心"の反対って"めっちゃ関心がある"ってことじゃない?」

 

……なんかこの言葉がですね、すっごい腹の下にストンと落ちたんですよね。

そうか、私は相手のことがちゃんと好きなんだ、と。 相手がどう想ってるかは未だ分かりませんが、とりあえず私は相手に対して「好き」という想いを持ってるんだな、と。

 

このタイミングで自覚しました(遅い!!!!笑)

52.ゲストハウス「カナメ」に宿泊してきた(中編) - アラサー女オタクがやりたいこと50個やるブログ

 

 このやりとりを境に、ゆっくりですがじわじわと私の中で

相手に対してちゃんと「好き」という気持ちを持てていることに

自信を持てるようになっていきました。

 

それまでは些細なことで苛々したり(なんでそんなこともしてくれないの?とか)

グルグル自己嫌悪したり、

「普通の彼氏とは?普通の彼女とは?普通のお付き合いとは?」と雲を掴むような定義に悩まされたりと、散々な毎日でした。

自分が苛々することも増えたし、しんどいばっかりで全く楽しくないし、こんなこともうやめてしまおうかなといつも思っていました。

 

ですが最近やっと「相手のこと好き?」と自問自答したら自信を持って「好き」と言えるぐらいの気持ちになってきました。

そうすると苛々したり自己嫌悪したり世の中の「普通のお付き合い」の定義に惑わされず、「相手が何を考えてるかは分からないけど

"私が相手を好きということ"それだけあればとりあえず今は充分じゃね?」と思えて、だいぶ肩の力を抜けるようになってきました。

 

そのへんで初めて、やっと付き合って一緒にいることが「楽しい」と思えるようになってきました。

(いいですかここに至るのに2ヶ月かかってますからね!!!!!笑)

 

今までは「旅先」や「50リストにある体験」から新しい気付きや心境変化を起こすことがほとんどでしたが

最近は「彼」について考えたり、コミュニケーションを取っていく過程で

色々と気付きを得たり、心境変化が起こるような出来事が増えてきました。

明文化している50リストをこなしていなくとも、

見えない50リストを日々こなしていってるようでなんだかやっと楽しくなってきたのです。

 

「喪女」ではなくなった自分の環境変化

 心境だけでなく、環境にも変化が起きてきました。

分かりやすいところで言うと、美容に少し興味を持ち始めました(笑)

 

以前よりコスメショップに行く回数は増えたし、美容院に行く回数なんかも増えました。

28歳にもなってお恥ずかしいですが、化粧を研究してみたり服装を変えてみたり髪色を変えてみたり、なんだかバタバタ奮闘しています。

 

今までのブログを見て下さってる方はご存知かもしれませんが

元々10年以上絵描きオタクで、1人で旅行ったり、サバゲーしたり、フットサルしたりとあまり美容に頓着なく生きてきたほぼ小学校5年生の女でしたので、

化粧なんぞ気合入れずルーチンワークみたいな感じでやっていたわけです。

今更ブスが治るわけでもないし、とハナから諦めて生活していました。

 

ですが今、少しずつ勉強しながら色々やってみると

小さな変化ひとつで昨日の自分よりだいぶマシに見せることができる技術を

たくさん知ることができました。

そんな中、友人に「なんか最近変わったね」と言ってもらえて

日々の奮闘が実を結んだような気がして、すごく嬉しくなりました。

いや普通の女子はこれを16歳くらいに経験してるんだろうケドね!!!!

 

オシャレだ美容だなんだキラキラしている女子達を「ケッ!」と

横目で見る生活を20年以上やってきてた訳ですが(笑)

これってとても楽しいことなんだということに気付きました。

そしてこういった努力を惜しまない女性たちを「ケッ!」と思っていた自分がとても恥ずかしくなりました。

女として本当に今更感が拭えませんけど、でも私にとってはすごく新しい発見だったのです。

 

初めてお店でネイルとやらもやってもらいました。

f:id:torikawaparipari:20181222005014j:plain

 (※参考画像)

今まで自分には関係ないと思っていたオシャレな爪が自分の指下にあるのには

なんだか一種の感動さえ覚えました(笑)

 

これからのブログのこと

以前の記事でこう息巻いておりました鶏皮です。

「筋金入りの喪女だったのでお付き合いなんてしたらどうにも頭が恋愛一辺倒になりがちですが、

そんな四六時中恋愛のこと考えてるようなつまんねぇ女にだけは ぜっっっtttttたいなりたくない!!!!!!!!!!」(異論は認めます)

 

という思いが強くあります。そんなんなるくらいなら正直独り身の方がマシ。

実際今、一辺倒側に傾いてしまっているのを「いかんいかんいかん!!!」と頬叩いている真っ最中ではありますが(笑)

52.ゲストハウス「カナメ」に宿泊してきた(中編) - アラサー女オタクがやりたいこと50個やるブログ

 

しかし、このザマ(^ω^)(^ω^)(^ω^)

 

でもそれでいい。

それでいいんだなって思えるようになりました。

恋愛一辺倒なつまんねぇ醜態どんどんブログで晒していこうじゃないのと思いました。

 

1ヶ月前の私から言わせれば今の私は「つまんねぇ女」かもしれませんが、

それでもその中でも学ぶことや気付くことがたくさんあることを知りました。

そしてそれをひとつひとつ知っていくのが、最近とても楽しいのが今の正直な気持ちです。

 

この先、悲惨な末路を辿るかもしれないし、

そのときこの記事を読み返したらちゃんちゃらおかしくてヘソで茶を沸かすかもしれないけど

でもそれでいいんだなって思いました。

人生は色々あるから日々考えることや価値観・環境はコロコロ変わるのです。

今このとき私がそう思ったことは間違いない事実なので、

それをしっかり備忘録として書き綴っていこうと思いました。

 

読む人は更にガクッと減ると思いますし、

求められる内容を書けることもガクッと減ると思いますが、

ここは私のブログなので私のワガママを最優先に考えようと思いました(笑)

彼のことも多分ゴリゴリ書くぞ!!!!

書きたいものだけを書く!以上!

 

「やりたいこと50リスト」の進みは遅くなるかもしれませんが、

それでも日々のひとつひとつをこれからも書いていきたいと思います。

よろしくお願いします。

 

久々に文章書いたからなんだか不安…!!

時間も遅いので読み返しせずもう寝るわーーーー

 

良かったらクリックお願いします^^

にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛下手へ

 

 

52.ゲストハウス「カナメ」に宿泊してきた(中編)

おこんばんは、鶏皮です。

今だけ少し仕事に余裕があるのでちゃっちゃとブログ更新しちゃおうと思います。

 

 こちらの記事の続きです。

torikawaparipari.hateblo.jp

今回は「旅の間、なに考えてたの」編です。 

ちょっと長めの文章になってしまいました。読むの大変スミマセンテヘペロ

 

ずっとぐったりしていた旅1日目

正直、長野へ向かう行きのバスの中でもずっと

3日前に告白をしてオッケーを貰ったという事実が果たして現実のことだったのか。

一体これからどうしたらいいのか漠然とした不安の海をグルグルと泳いでいました。

 

 今までの人生何度も片想いしたことはあれど両想いになったことなどただの一度もなく、

またそんな経験は自分には一生起きないだろうという絶対的確信のもと生きてきました。

 

なので今回一人旅することは彼に伝えていたのですが、彼から「長野はどう?」というLINEがきたとき

「自分が一人で旅をしていることを気にかけている人間がいる」ことに

ものすごいプレッシャーや驚きを感じて動揺しまくり、返事にめちゃくちゃ時間がかかり、それだけでぐったりしていました。

 

鶏皮氏、闇深すぎない?(笑)

 

こんなに気が重い旅の始まりは初めてでした。

「好き」がなにかも分からず、こんな精神状態でいいのだろうか…と

ボーッと中綱湖を眺めながら釣りをしているおじさんに話しかけるなどしていました。

イワナが釣れるらしい)

 

f:id:torikawaparipari:20181113211652j:plain

 

カナメで救われた言葉に出会えた話

なんだかどうしようもなくなった私は

ゲストハウスカナメでワカメさんヨーコさん夫妻と美味しい鍋をつつきながら

今思っていることを吐き出してしまいました。

「夫婦」という関係を築いている方のご意見を聞いてみたかったという想いもありました。

 

本当にどうしようもなくこじらせてしまっているこんな私の話を

お2人は親身に聞いて下さりました。

女性、男性、どちらの意見も聞くことができて非常にタメになりました。

 

特に1番心に残っているのが

私の「私はまだ相手のことが"好き"なのかどうかよくわからない。

相手にめっちゃ関心があって、もっと知りたいみたいな気持ちはあるけど

それが"好き"なのかはよくわからない。

"好き"ってなんですか?」という言葉に返してくださったワカメさんの言葉です。

 

「よく"好き"の反対は嫌いじゃなくて"無関心"だと言うよね。

じゃぁ"無関心"の反対って"めっちゃ関心がある"ってことじゃない?」

 

……なんかこの言葉がですね、すっごい腹の下にストンと落ちたんですよね。

そうか、私は相手のことがちゃんと好きなんだ、と。

相手がどう想ってるかは未だ分かりませんが、とりあえず私は相手に対して「好き」という想いを持ってるんだな、と。

このタイミングで自覚しました(遅い!!!!笑)

 

この言葉に出会えて本当に良かったなと思います。

出会えてなかったら乾燥機2倍増くらいの勢いでまだグルグルしてたと思う…。

とりあえず「私は相手が好き」ということで、もうそれに気付けただけでも十分かなと、謎の楽観視を発動することができました。

 

ブログを通してで申し訳ありませんがその節は本当にどうもありがとうございました。>私信

 

他にもゲストハウスを始めるきっかけや、今まで来たインパクトあるゲストさんの話など様々なお話を聞くことができました。

やっぱり様々な旅好きの人が集まる場所なので聞く話聞く話、面白い。

世の中色々な人がいるんだなぁと感じられるのはやっぱりとても面白いですね。

 

ゲストハウスを巡るようになって感じること

今回このカナメさんは、同じゲストハウスを巡る湖山人さんに教えてもらいました。

またヨーコさんとお話をしていると、以前泊まった向島集会所さんで働いていた方もこちらに泊まったことがあるのだとか。

そして実はその方とは、ちょうど半年前くらいに「向島集会所に関わりのある人」が集まる東京の飲み会でお会いしたことがある人だったんです。

なんだかこの巡り合わせがすっっごい面白いなぁと思いました。

 

一人で全国津々浦々廻っているのに、誰かの足跡を辿るような経験をしてるようでとても不思議な気持ちになりました。

全然知らない人なのに知っている人がどんどん増えていくというか。

やっぱりゲストハウスに泊まるような人たちって、他のところに行ってもゲストハウスに泊まるのでいい宿の情報がたくさん入ってくるんですよね。

今回もカナメ以外にあるいいゲストハウスの情報をたくさん頂くことができました。

 

f:id:torikawaparipari:20181113215621j:plain

 

私は昔から駅とか空港とか「どこか遠くへ行く目的を持つ人が一同に集まる場所」というのが大好きでして。

ゲストハウスもなんだかそれに近いなぁと思いました。

こっちまでワクワクするというか、私もどこか遠くへ行こうっていうパワーを貰えるというか。

 

ゲストハウスっていいなぁ。面白いところだなぁ。

やっぱ行くのやめらんねぇな!!!!!って思いました(笑)

 

旅のなかで自分のやれることを探す

私は彼に告白する前、フラれる気満々でしたのでこのように思ってました。

もっと「旅」というものに関わるなにかをやってみたいと思うようになって来ました。 今までずっと「もてなされる」側で旅を続けてきましたが、逆に自分からもなにかできることがあるんじゃないかな、それを探したいなという気持ちが出てくるようになりました。

番外編:気になる人の話 - アラサー女オタクがやりたいこと50個やるブログ 

フラれたらフラれたで、本格的に「旅の中で自分のやれること」を探すことに本腰を入れようと思うし、どっちに転んでもワクワクするような状況にしました。

番外編:気になる人の話 - アラサー女オタクがやりたいこと50個やるブログ

 

そして今思うこと。

フラれはしなかったけどやるわ。

 

三つ子の魂百までといいますが、プライドエベレスト級で育ってきた喪女ですので

いまだにプライドはエベレスト級なんですよ。せめて雲取山(※東京で一番高い山)くらいに落としたいけど。

 

「筋金入りの喪女だったのでお付き合いなんてしたらどうにも頭が恋愛一辺倒になりがちですが、そんな四六時中恋愛のこと考えてるようなつまんねぇ女にだけは

ぜっっっtttttたいなりたくない!!!!!!!!!!」(異論は認めます)

という思いが強くあります。そんなんなるくらいなら正直独り身の方がマシ。

実際今、一辺倒側に傾いてしまっているのを「いかんいかんいかん!!!」と頬叩いている真っ最中ではありますが(笑)

 

自己肯定感は相変わらず低いけどやりたいことはやっていきたい。

たかがそれだけのことなんですけど、3000字くらい文字起しして奮い立たせないと

私にはなかなか難しいことなんです(笑)

 

旅のなかでやれることのキッカケを見つける

今回のカナメの旅でヨーコさんに一冊の本を紹介されました。

f:id:torikawaparipari:20181113222109j:plain

 

ヨーコさんのお知り合いの絵描きの方が、台湾一人旅をした様子を絵に描いてまとめた本です。

旅先でどんなことがあったか、柔らかいタッチの絵とともに細かく描写されています。

 

この本に出会って「絵が描けるということはなにか使えるかもしれないぞ」ということに気付きました。

初期からこのブログを読んで下さっている方は知っているかもしれませんが

私は一応、青春時代十年以上イケメンキャラを描くことに全てを費やした絵描きオタクです。

デジタルではありますが、絵を描く道具は揃っています。(ペンタブ、Photoshop他)

 

もてなされる側ではなく、旅をしながら自分のやれることに「絵が描ける」ことは武器にできるかもしれない。そう思いました。

 

今後旅先でやりたいこと

1つ目がまず名刺を作ろうと思います。

自分のイラスト付で。このブログのURLを載せて。

 

今回の旅でゲストハウスは誰かの足跡を辿るようなものだなということに気付いたので

ならば私も小さいながら足跡を残せるようななにかを作ろうと思いました。

今の時代、一期一会を一期一会にするのももったいないなと思ったので、

一期一会回避用にインタスタグラムとやらも始めました。

 

マメな性格ではなく、正直このブログの更新で手一杯なので(笑)あまり更新する予定はないですが(タグも使ってないし笑)

なにか繋がれる場所は作っておきたいなと思って作りました。ここのURLも名刺には記載しようと思っています。

 

www.instagram.com

もしインスタやってる方いらっしゃいましたら是非とも繋がりましょう!

よろしくお願いします。PC版ブログのサイドバーからも行けるようにしました。

 

2つ目が、カナメさんにはゲストさんからのお土産や絵ハガキなどがたくさん置いてありました。

なので私も、今度どこかのゲストハウスに行ったときは自分のイラスト付の手紙を出すようにしようと思いました。

その宿でどんなことを感じられたのかブログに書くだけでなく、直接オーナーさんに伝えられるように。そんなお土産を残していこうと思いました。

 

これで旅の中でなにか達成感のようなものを残せたらいいなぁと思います。

ま!言うは易し行うは難しなんでね! 

まずは埃かぶったペンタブの掃除から始めようかなと思います(笑)

 

さてさてすごい長文になってしまいましたのでここらでお開き。

後編で唯一行った観光地・黒部ダムについてちょろっと書こうかなと思います。

それではおやすみなさい。

 

良かったらクリックお願いします^^

にほんブログ村 旅行ブログ 女一人旅へ

 

52.ゲストハウス「カナメ」に宿泊してきた(前編)

こんにちは。

最近髪色を茶髪からアッシュグレーにしました鶏皮です。(どうでもいい)

さて今日は、やりたいこと番外編にある

長野の「ゲストハウスカナメ」さんでの一泊二日旅レポを書こうと思います。

 

こちらは、このブログでよく交流させて頂いている

湖山人さんからちょうど7ヶ月ほど前に「おすすめだよ!」と教えてもらったゲストハウスです。

行こう行こう!と思ってたのですが、なかなかタイミングが掴めず今回やっと行くことができました!

 ブログで交流を持った人に教えてもらったゲストハウスに行くことができるなんて

心底ブログやってて良かったーッ!って思いました(笑)

 

さて本題!

 

ゲストハウス「カナメ」ってどんなところ?

まぁまずはこの動画を見ましょう。

私は行く前にこの動画を見て、早く行きたくてウズウズしておりました(笑)


梢乃雪&ゲストハウスカナメPV_2014夏

 動画では2番目(02:50~)に紹介されている宿になります。

 

長野県信濃大町駅からJR大糸線で約20分の簗場駅というところにある宿です。

信濃大町駅まではバスタ新宿から高速バスが出ていて、私はそれで行きました。

いつも一人旅は基本夜行バスなんですが、東京ー長野間はとても近いので初の当日朝バスでのルートでした。

長野ってやっぱ近いんだなぁ!!

 

f:id:torikawaparipari:20181109232749j:plain

宿の近くにはキレイな中綱湖が広がっています。

ていうか中綱湖しか広がっていない!!(笑)

事前に遊んでから来る人は、信濃大町駅から黒部ダムに行けるルートがあるので

そこを観光するのがオススメかなと思います。

宿のすぐ近くにスキー場があるのでシーズン時はスキー客で賑わうみたいですね。

 

お宿の入口はこんな感じ。

f:id:torikawaparipari:20181112151423j:plain

 

そして今回、私が一番嬉しかったのがこの手前に掲げられているボードです。

f:id:torikawaparipari:20181112151502j:plain

 

いやメッチャ嬉しくない!??

入る前からすごくWELCOMEしてくれてる空気に

早くオーナーさんと会ってお話してみたい気持ちになりました。

あともう口がめっちゃ鍋の口になった。

 

オーナーさんはワカメさんとヨーコさんのご夫婦。

そしてひじきちゃんという猫の2人と1匹で経営されています。

f:id:torikawaparipari:20181112152511j:plain

f:id:torikawaparipari:20181112152545j:plain

f:id:torikawaparipari:20181112152621j:plain

 

めっちゃ遊んだ(笑) 

今5ヶ月くらいだそうです。

遊びたい盛りで1番元気なときですよね。めっちゃ可愛い…

我が家の猫はもう御年21歳の仙人猫なので(笑)

久しぶりにフレッシュ溢れる猫を見てひたすら「すごい…若い…!若い…!!」って言ってました。若いってなんだ

 

そもそも私がゲストハウスにハマった理由

一人旅は昔からよく行っていましたが、

宿の選択肢として「ゲストハウス」を好んで選ぶようになったのは

前回行った香川にある向島集会所さんからです。

torikawaparipari.hateblo.jp

torikawaparipari.hateblo.jp

 ここは晩ご飯を共同調理し、夜遅くまで皆でお喋りしながら過ごす

交流型ゲストハウスです。

ここで過ごしたときの経験が、今思えば今後の自分の考え方や人生の方向性に大きく影響を与えるくらい大きな財産になりました。

 

この経験を境に、徐々に旅の目的が「観光」ではなく「宿」になっていきました。

以前は旅行前というと「ここ行って、そのあとここ行って~」とガチガチに予定を組むタイプの人間でしたが、さほど行きたい場所も決めずその土地の方たちと交流することをメインにする旅にシフトチェンジしていくキッカケにもなりました。

カナメさんも、向島集会所さんと同じ「共同調理」を行う「交流型ゲストハウス」だったので、今回おすすめしてくれた湖山人さんには感謝感謝です。

 

とにかく料理が美味しかった

今回、宿泊客が私一人だったのでオーナーのワカメさん、ヨーコさんと3人で共同調理を行いました。

晩ご飯は、ボードにあったように鍋!とさつまいものおこわご飯など数種。(あと写真が残ってなかった…)

 

やっぱ人と料理するの楽しいなって思いました。

一応一人暮らしなので自炊もするんですが、

「料理する」と「料理上手」って天と地くらい差があるんで。

自分だけのために自分だけがやる料理なんてまーーもう適当ですよ!!(笑)

ハンバーグのつなぎを失敗して鳥そぼろのようにさせてしまう女だからな!!!

 

人と料理しながら、野菜の切り方とかこういうアレンジをすると美味しいとか学べたのは本当に良かったなと思いました。

あとこれは前も言ったんですが、皆で作って皆で囲んで食べるご飯はやっぱ味が違うんじゃないか?ってくらい美味しいです。

 

f:id:torikawaparipari:20181112160627j:plain

 

今回作ったこの鍋。

これがまーーーー美味しかった。

特に鍋つゆなどは使っていない普通の水炊き風鍋です。

 

そこにですね、たれとして

ごま油と岩塩を使うんですよ。

これがまーーーーーー美味しい。

 

とんすい(鍋をよそう小鉢)に鍋の煮汁とごま油と岩塩をひとかけするだけ。

ごま油の風味と塩のピリッとした辛さで病み付きになるというか箸が止まらなくなる。

これからの季節、鍋をすることも多くなると思うので本当にオススメです。

ちなみに私は埼玉に帰ってもう2回ほど、このごま油鍋を堪能しました。

元々暴食気味なんですが、ごま油鍋美味しすぎて普段より食べる量が1.5倍くらい増えます。怖い。

 

話を飛ばして、翌日の朝食もヨーコさんと2人で作ったんですが

これも美味しいもののオンパレードでした。

 

f:id:torikawaparipari:20181112161347j:plain

 

土鍋で炊いたご飯で卵かけご飯。みそ汁。卵焼き。油揚げを焼いたやつ。

美味しい(平伏し)

 

特にこの油揚げを焼いたものなんですが、作り方がとても簡単なのにとんでもなく美味しい。

信濃大町の大判の油揚げをただ焼くだけ。(もちろん市販の油揚げでも大丈夫です)

その上に刻んだ長ネギと生姜を散らして、しょうゆを垂らして完成です。

簡単すぎる・・・。

 

美味しすぎてこれももう自宅に帰って何度か作りましたが、美味しくできました。

いいですか、ハンバーグを鳥そぼろにする女にでも作れるんです。もうこれ誰でも作れる。

ヨーコさんいわく、「簡単に作れる料理」にすごく重点を置いているそうです。

連泊してもっともっと色んなレシピを教わりたい!!!!と思いました。

だってこんな女でも美味しく作れるんだもの;;;;;

 

卵かけご飯も、他のゲストさんが岡山土産に持ってきてくださったという

「黄ニラしょうゆ」なるものをかけて頂いたんですがめちゃくちゃ美味しかったです。

f:id:torikawaparipari:20181112162512j:plain

(出典:倉敷・美観地区の今を歩く、岡山の夏旅 - 朝日新聞デジタル&TRAVEL

 

今までの旅と違い、今回はたくさんの美味しいものに出会えたことが印象的でした。

あと改めて「皆でご飯を食べること」の良さを実感しました。

 

さてカナメの紹介と飯テロ編はここまで。

まぁこの長野旅、お付き合いが始まり3日後に一人で飛び出した旅でもあったので

また性懲りもなく頭の中グルグルしてる1泊2日でもありました(笑)

もう心は200%傷心旅行にするつもりでしたしね。

なので次はその辺の「旅中、なに考えてた編」を書こうと思います。

師走になる前に書きにこようと思います。それでは~~

 

良かったらクリックお願いします^^

にほんブログ村 旅行ブログ 女一人旅へ

 

 

 

番外編:近況の話

ご無沙汰しております、鶏皮です。

生きてます嘘です半分死んでました。

 

本当は先月行った長野一人旅のレポを書こうと思ったのですが、

前回の記事から少し間が空いてしまったので

先に鶏皮のめくるめくどうしようもない近況の報告をしてしまおうと思います。

(カナメの記事も必ず書きますのでお待ちください!!>私信)

今日はちょっとメンタルなお話なので、気分が沈みたくない方は回れ右でお願いします。

 

お付き合いから3週間が経ちました

さて、私の日常が一変してから(大袈裟。でも個人的に全く大袈裟ではない)

3週間が経ちました。

その間に親友への報告なども済ませ、あらかたの事後処理は完了しました。(仕事?)

 

そして思い知る。

私の自己肯定感の低さが尋常じゃない。

 

自己肯定感とは、自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉。

出典:実用日本語表現辞典

 

こじらせ民なそこのあなたなら一度は耳にしたことであろう「自己肯定感」。

簡単に言うと「ありのままの自分でも良いんだ」と素の自分を肯定できる感情です。

これがまぁ自分でも引くほどにない。

 

喪女歴=年齢で、絵に描いたようなこじらせ女子。

リア充爆発しろ!」と悪態ついて齢28年。異性の目など気にせず好き勝手に生きてきた人生。

「ありのままの自分」に対して「人に晒してはいけない」「どうしようもないクズ」「手の施しようがない」と学生時代の頃から当たり前の感情として持っていました。

 

いざ特定の"一人"と面と向かって深い関係を築いていきましょうとなったとき、

今までなんとなく目を逸らし続けてきたその「どうしようもない自分」と

鏡のように向き合わなくてはならないような感情に襲われました。

ていうか今も襲われています。

 

3週間、自己反省の日々

この3週間の間、彼とは3度ほど会いました。

飲みに行ったり、長野旅のお土産を渡して少し話したり、と。

その度に、別れたあと

「あのときのあの返しはあれでよかったのだろうか?」

「どうしてもっと気の利いたことを言えなかったのだろうか」

「あの言葉遣いは悪すぎだったのではないか」

「自分の話ばかりしすぎたのではないか」

「だからお前はダメなんだ」

「可愛げのない女だ」

と自己反省や自己批判の声が頭から溢れて止まらないようになってきました。

 

これがもう苦しい。

息ができないほど苦しい。

「恋煩い」とかいう素敵なものでなく、ただただドス黒く苦しい。

彼氏とやらができたら皆もっと浮かれて多幸感に満ち溢れるものなんじゃないの?

なにこの絶望に押しつぶされそうな日々(笑)聞いてない聞いてない

 

脳内を流れる自己批判の声は、か細い声から段々スピーカーに代わり

終いには四六時中垂れ流れるようになっていき、

あっという間に"自分"が嫌いになっていきました。

 考え方や行動も「これはやっちゃいけないんじゃないか」

「これはやっておいたほうがいいのではないか」と

どんどん狭く固くなり、身動きが取れなくなってるのを最近ひしひしと感じるのです。

 

今までやりたいことを50個やりながら、少しずつ少しずつ積み上げてきた

「自信の塔」みたいなものが、

だるまおとしのように急に叩かれてあっという間に崩れてしまいました。

 

私からすると「対人」というのは「実戦」と同じような響きを持ちます。

やはり鍛えたつもりでも実戦では諸刃の剣であったか…とぼんやり思います。

 

内面的なものに限らず、外見的なものも異常に気にするようになり

「もしかしたら口臭がするかもしれない。相手に不快な思いをさせてるかもしれない」と急に怖くなり、ニオイ消しグッズを大量に買い込んだり、歯医者に行って実際口の中を調べてもらったり。

あと個人的にはまだ使えると思っていたスマホケースも「ボロボロだと思われて引かれたらどうしよう」と不安になり、買い換える予定もなかったのに買い換えたりと、

なんだかずっとバタバタ駆けずり回って、ぐったりしていました。

 

親友に話したら「闇が深い奴だとは思っていたが、想像以上に深すぎる

と言われました。うるせぇ

 

ここまでが3週間の出来事です。

めっちゃこじらせてますよね。自分でも引いてるから(笑)

 

少し前までの嫌いで嫌いでしょうがなかった

「周りの目を異常に気にしまくる自分」から少しずつ這い出してこれたと思ったのに、

そんな自分があっという間に目の前に戻ってきてしまいました。

 

これならお付き合いする前のやりたいことを少しずつやって一人きりで

のらりくらりしてたときの自分の方が好きだった。

そりゃそうだ「誰か」のことなんて考えなくても良かったんだから。

自分のこと「だけ」考えてれば良かったんだから。

 

お互いお付き合いが初めて同士故に「これ大丈夫なのか?」と思うほどに2人の関係に

進展がないのも不安のひとつといえばそうなのかもしれません。

 お互い「付き合うってなにすれば良いのか」全然分かってない感がすごい。

 

今思うこと

 正直1日2回くらいは

「もうどんどん自分が嫌いになるし、嫌いなところを直視しなきゃいけないし、つらい、告白する前の一人でふらふら楽しんでいるときに戻りたい」となります。

本当どうしようもないけど今これが正直な本音です。

 

でも絶対それはしたくないとも思っています。

小さい頃から目を逸らし続けてきた「自分はどうしようもないクズ」だと思ってる問題

いつかは向き合わなきゃいけないときがあって、それが今なんだと思っています。

 

少し前のように「自分のやりたいことをやりまくってる自分が好き」というのは

最高です。素晴らしいです。本当あれほど最高で刺激的なものはない。

 

ただ「自分のやりたいことは今まで通り貫いて自分を好きでいられる上で、誰かのことも気にかけられる」状態になることもできるんじゃないかなと。

(上とか下とかいう表現はあまり好ましくないですがあくまで自分の中で)

今より上の段階にステップアップできるキッカケなんじゃないかなと思っています。

 

「自分のやりたいことをやってる自分」を少しずつ好きになれた私の

次の目標がそれです。そうなりたいのです。

上記を読んでお察しの通り、まっっだまだ!道のりは遠く険しいですが!(笑)

 

「自分で自分を好きになれて初めて相手を思いやれる」なんて言葉を良く耳にして

「あーハイハイ(性悪)」なんて聞いてましたが、今ならその意味が痛いほどに分かります。

本当正直今相手どころの精神状態じゃないのメチャクチャ思い知ってる…(笑)

本当にクズだと思われて振られたら、日本一周ゲストハウスを巡る旅を今まで通り続ければ良いだけ。失うものはなにもないはずだ!!!!

 

 相手から白旗あげられるまではもう少し踏ん張ってみようと思います…。

 

追伸:今後はこういう話題も増えてくるかと思います。

いよいよ好き嫌いが分かれてくる内容だとも思いますので、

不快に感じる方や「うるせー勝手にやってろ」と思う方はブクマ解除や読者解除など

各々の自衛をお願いします。

 

最後に、長野一人旅のことが書けませんでしたので

旅先で行った黒部ダムの写真だけ早出ししておきます(笑)めっちゃキレイだったー!!!

f:id:torikawaparipari:20181105230858j:plain



 良かったらクリックお願いします^^

にほんブログ村 その他日記ブログ アラサー女性日記へ

にほんブログ村 その他日記ブログ 挑戦・チャレンジへ