番外編:ダムに行って感じたこと

気付いたら少しご無沙汰してしまいました。

こんばんは鶏皮です。

 

先日までバタバタしておりました昇格筆記試験、

実はその先に面接試験もありまして今度は面接対策でバタバタしておりました。

一難去ってまた一難。

でも無事、面接試験も終わりましたのであとは野となれ山となれ。

 

早速、前回の記事の続き…

 といいますか、この嶽集落に行った後、近くにある浦山ダムに行ったんですが

そのとき感じた感情のアレコレを備忘録として記そうと思います。

 

2人でダムに行って感じたこと

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(引用:https://www.tobishima.co.jp/result/civil_dam/dam_urayama.html)

真冬のド平日にダムなんて行ったもんですからね

ほとんど誰もいないんですよ(笑) 

なんか友人旅行のおばちゃん2人組がいたぐらい。

なぜダムをチョイス?(特大ブーメラン)

 

さて、私は普段マシンガンかな?というくらいたくさん喋るんですが(笑)

彼といるときは不思議とあまり喋る気も起きなくて(悪い意味でなく)

黙っていることも多いです。

彼もそこまで口数が多いほうではなく、たまに「寒いね」って言い合うぐらいで

ダムにいる間、あまり会話もしていませんでした。

周りは誰もいないし、音もほとんどないし、ロクに会話せず、ただなんとなくダム周辺を散策してボーッと流れる時間が

私は楽しくて楽しくてたまらなかったのです。

 

『なにが楽しいのかよく分からないけど楽しい。』

この感覚、どこかで感じたことあるな…なんだろう、なんだっけ?と

記憶を辿り思い出しました。

 

 

一人旅をしているときの感覚でした。

 

普段生活して働いてたりすると、「本当の一人」になる時間ってかなり限られてくると思うんです。

「人といる自分」が通常の自分になってしまって「人といる自分」の好きなものや嫌いなものしか分からなくなる。

番外編:一人旅の魅力 - アラサー女オタクがやりたいこと50個やるブログ

 

そういうものを全部とっぱらって自分の本当の「好き」や「嫌い」に出会えるから一人旅がやめられないんだと思います。

だから一人旅の感想って単純に「楽しい」じゃないんですよね。

振り返ると「何が楽しかったのか全然わかんないけどめっちゃ楽しかった」が一番正解に近い。

番外編:一人旅の魅力 - アラサー女オタクがやりたいこと50個やるブログ

 

自分の知らなかった「自分」に出会えることが100パー約束されてるんですよ。

「家族といる」自分でもなく

「友達といる」自分でもなく

「職場の人達といる」自分でもなく、

普段なかなか遭遇しない「自分である自分」と向き合いまくれる。

そんなんワクワクするに決まってるでしょ!

次はどんなことを感じられるんだろうとか、どんなことを知れるんだろうって。

番外編:一人旅の魅力 - アラサー女オタクがやりたいこと50個やるブログ

 

この感覚に非常に近い。

彼と一緒にいると、この感覚に非常に近い状態でいれることに気付きました。

 

使い分ける"自分"の話 

前述したように、「家族といる自分」も「友達といる自分」も「職場の人達といる自分」も間違いなく自分です。

皆、好きな人達なのでその人達の前で取り繕ったり、素を出してなかったりなどそういうことはありません。

対家族、対友達、対職場でそれぞれ表に出す自分の「色」を変えているだけです。

色に上下の差はなく、ただ使い分けているだけ。

それはこのブログを読む皆さんだってそうだし、人間だったら当たり前にやっていることだと思います。

 

でもその中でどの「自分=色」が一番好きかって自問自答してみたら、

一人旅をしているときと、このブログに向き合ってるときだけに出会える

「自分である自分(という色)」が一番好きだなということに最近気付きました。

 

なので正直とても驚きました。

「一人きり」でいるときにしか出会えないと思っていた"自分(色)"に

他の誰かと一緒にいても出会うことができるのか!と。

 

…なんか意図せずすごくスピリチュアルな話になってきてしまったけどそういうつもり全くないから頑張ってついてきてね!!!(笑)

 

こんな感覚を初めて知りました。

こういった経験は初めてでした。

 

この人に告白して良かった、と確信した話

そんなことをボーッと考えながら、散策を続けていたら(デートに集中しろ)

頭上に一羽のトンビが飛んだんですよね。

 

ピーヒョロロッて。

 

お互い目でトンビの行方を追いかけていたんですが、山の方に消えて分からなくなってしまいました。

 

それで、じゃぁそろそろ戻りましょうかとなって

車に戻ろうとしたとき、切り立った山の側面にさっきのトンビが羽根を休めているのを見つけました。

「あ!さっきのトンビだ!」

「あ、本当だ。よく見つけられたね。さっきのトンビだ」

なんてやりとりをしたときに、なぜだか分からないんですが奥からじわじわ湧き上がるように

 

頑張ってこの人に告白して、今こういう関係になれてよかった。

 

と心底思いました。

なにがそう思わせたか、正直今でもはっきりとした理由は分かりません(笑)

でも気を抜いたら涙が出そうになるくらい強くそう思いました。

 

今まで一人旅で山やら森やら色々なところに一人で行ってきました。

全く同じ経験ではないですが、トンビが頭上を飛んで、そんなトンビを探して、トンビを見つけるなんて行為を当たり前のように一人で何回も何十回もやってきました。

一人で鹿と対峙したりな(笑)

別にそれに関して「寂しかった」とかそういうことは全く思っていませんが、

ふと「そんなささいな行為」を今、2人でしてるんだなぁと実感のような重みを感じて、

これってとても幸せなことだと思ったのです。

 

以前友人に言われた

先日話を聞いて貰った友人の

「ひとりでできることもたくさんある。でもふたりだからできることもあるから」

という言葉がなんかすごく心にひっかかってまして。

もう色々なことがよくわかってないんですが、その「ふたりだからできること」ってなんなのか知りたいので頑張ってサジを投げないようにします。

51:ご報告 - アラサー女オタクがやりたいこと50個やるブログ

 「ふたりだからできること」がこのとき、まだ1mm程度ですが少し分かったような気がしたのです。

 

トンビで感じるなって話だけど(笑)

 

まとめ

ハタから見ればすごく惚気のような文章になってしまったことに反省しかありませんが、

どうしてもその都度感じた自分の感情を文字として残しておきたかったので書きました。

 

まだまだ根本思考がネガティブなので、もし今後別れるようなことになったとき

どういう気持ちでこの記事読み返しゃいいんだよ…!!って思いもありますが、

今まで知らなかった感情を知ることができた「感情の貯金」は確実に貯めることができてるんだなぁと思います。

それだけはこの先関係がもしダメになったとしても確実に残る財産ですからね。

 

「ひとり」はそりゃもうめっっlttちゃくちゃ楽しいけど、

どうやら「ふたり」にも楽しいことがあるようだ。

少しずつ少しずつですが分かってきたような気がします。

良いことも悪いこともまだまだ知らないことだらけなんだろうなということはビシビシと脳内で感じてますが(笑)

 

そして最後にご報告。

やりたいこと56番目の第一歩!

次の休みはバイク免許のため教習所に行くよ!!

 

本日は夜も遅いのでこのへんで。

コメント返信後日行います。コメントしてくださった方ありがとうございます。

おやすみなさい!