52.ゲストハウス「カナメ」に宿泊してきた(中編)
おこんばんは、鶏皮です。
今だけ少し仕事に余裕があるのでちゃっちゃとブログ更新しちゃおうと思います。
こちらの記事の続きです。
今回は「旅の間、なに考えてたの」編です。
ちょっと長めの文章になってしまいました。読むの大変スミマセンテヘペロ
ずっとぐったりしていた旅1日目
正直、長野へ向かう行きのバスの中でもずっと
3日前に告白をしてオッケーを貰ったという事実が果たして現実のことだったのか。
一体これからどうしたらいいのか漠然とした不安の海をグルグルと泳いでいました。
今までの人生何度も片想いしたことはあれど両想いになったことなどただの一度もなく、
またそんな経験は自分には一生起きないだろうという絶対的確信のもと生きてきました。
なので今回一人旅することは彼に伝えていたのですが、彼から「長野はどう?」というLINEがきたとき
「自分が一人で旅をしていることを気にかけている人間がいる」ことに
ものすごいプレッシャーや驚きを感じて動揺しまくり、返事にめちゃくちゃ時間がかかり、それだけでぐったりしていました。
鶏皮氏、闇深すぎない?(笑)
こんなに気が重い旅の始まりは初めてでした。
「好き」がなにかも分からず、こんな精神状態でいいのだろうか…と
ボーッと中綱湖を眺めながら釣りをしているおじさんに話しかけるなどしていました。
(イワナが釣れるらしい)
カナメで救われた言葉に出会えた話
なんだかどうしようもなくなった私は
ゲストハウスカナメでワカメさんヨーコさん夫妻と美味しい鍋をつつきながら
今思っていることを吐き出してしまいました。
「夫婦」という関係を築いている方のご意見を聞いてみたかったという想いもありました。
本当にどうしようもなくこじらせてしまっているこんな私の話を
お2人は親身に聞いて下さりました。
女性、男性、どちらの意見も聞くことができて非常にタメになりました。
特に1番心に残っているのが
私の「私はまだ相手のことが"好き"なのかどうかよくわからない。
相手にめっちゃ関心があって、もっと知りたいみたいな気持ちはあるけど
それが"好き"なのかはよくわからない。
"好き"ってなんですか?」という言葉に返してくださったワカメさんの言葉です。
「よく"好き"の反対は嫌いじゃなくて"無関心"だと言うよね。
じゃぁ"無関心"の反対って"めっちゃ関心がある"ってことじゃない?」
……なんかこの言葉がですね、すっごい腹の下にストンと落ちたんですよね。
そうか、私は相手のことがちゃんと好きなんだ、と。
相手がどう想ってるかは未だ分かりませんが、とりあえず私は相手に対して「好き」という想いを持ってるんだな、と。
このタイミングで自覚しました(遅い!!!!笑)
この言葉に出会えて本当に良かったなと思います。
出会えてなかったら乾燥機2倍増くらいの勢いでまだグルグルしてたと思う…。
とりあえず「私は相手が好き」ということで、もうそれに気付けただけでも十分かなと、謎の楽観視を発動することができました。
ブログを通してで申し訳ありませんがその節は本当にどうもありがとうございました。>私信
他にもゲストハウスを始めるきっかけや、今まで来たインパクトあるゲストさんの話など様々なお話を聞くことができました。
やっぱり様々な旅好きの人が集まる場所なので聞く話聞く話、面白い。
世の中色々な人がいるんだなぁと感じられるのはやっぱりとても面白いですね。
ゲストハウスを巡るようになって感じること
今回このカナメさんは、同じゲストハウスを巡る湖山人さんに教えてもらいました。
またヨーコさんとお話をしていると、以前泊まった向島集会所さんで働いていた方もこちらに泊まったことがあるのだとか。
そして実はその方とは、ちょうど半年前くらいに「向島集会所に関わりのある人」が集まる東京の飲み会でお会いしたことがある人だったんです。
なんだかこの巡り合わせがすっっごい面白いなぁと思いました。
一人で全国津々浦々廻っているのに、誰かの足跡を辿るような経験をしてるようでとても不思議な気持ちになりました。
全然知らない人なのに知っている人がどんどん増えていくというか。
やっぱりゲストハウスに泊まるような人たちって、他のところに行ってもゲストハウスに泊まるのでいい宿の情報がたくさん入ってくるんですよね。
今回もカナメ以外にあるいいゲストハウスの情報をたくさん頂くことができました。
私は昔から駅とか空港とか「どこか遠くへ行く目的を持つ人が一同に集まる場所」というのが大好きでして。
ゲストハウスもなんだかそれに近いなぁと思いました。
こっちまでワクワクするというか、私もどこか遠くへ行こうっていうパワーを貰えるというか。
ゲストハウスっていいなぁ。面白いところだなぁ。
やっぱ行くのやめらんねぇな!!!!!って思いました(笑)
旅のなかで自分のやれることを探す
私は彼に告白する前、フラれる気満々でしたのでこのように思ってました。
もっと「旅」というものに関わるなにかをやってみたいと思うようになって来ました。 今までずっと「もてなされる」側で旅を続けてきましたが、逆に自分からもなにかできることがあるんじゃないかな、それを探したいなという気持ちが出てくるようになりました。
番外編:気になる人の話 - アラサー女オタクがやりたいこと50個やるブログ
フラれたらフラれたで、本格的に「旅の中で自分のやれること」を探すことに本腰を入れようと思うし、どっちに転んでもワクワクするような状況にしました。
番外編:気になる人の話 - アラサー女オタクがやりたいこと50個やるブログ
そして今思うこと。
フラれはしなかったけどやるわ。
三つ子の魂百までといいますが、プライドエベレスト級で育ってきた喪女ですので
いまだにプライドはエベレスト級なんですよ。せめて雲取山(※東京で一番高い山)くらいに落としたいけど。
「筋金入りの喪女だったのでお付き合いなんてしたらどうにも頭が恋愛一辺倒になりがちですが、そんな四六時中恋愛のこと考えてるようなつまんねぇ女にだけは
ぜっっっtttttたいなりたくない!!!!!!!!!!」(異論は認めます)
という思いが強くあります。そんなんなるくらいなら正直独り身の方がマシ。
実際今、一辺倒側に傾いてしまっているのを「いかんいかんいかん!!!」と頬叩いている真っ最中ではありますが(笑)
自己肯定感は相変わらず低いけどやりたいことはやっていきたい。
たかがそれだけのことなんですけど、3000字くらい文字起しして奮い立たせないと
私にはなかなか難しいことなんです(笑)
旅のなかでやれることのキッカケを見つける
今回のカナメの旅でヨーコさんに一冊の本を紹介されました。
ヨーコさんのお知り合いの絵描きの方が、台湾一人旅をした様子を絵に描いてまとめた本です。
旅先でどんなことがあったか、柔らかいタッチの絵とともに細かく描写されています。
この本に出会って「絵が描けるということはなにか使えるかもしれないぞ」ということに気付きました。
初期からこのブログを読んで下さっている方は知っているかもしれませんが
私は一応、青春時代十年以上イケメンキャラを描くことに全てを費やした絵描きオタクです。
デジタルではありますが、絵を描く道具は揃っています。(ペンタブ、Photoshop他)
もてなされる側ではなく、旅をしながら自分のやれることに「絵が描ける」ことは武器にできるかもしれない。そう思いました。
今後旅先でやりたいこと
1つ目がまず名刺を作ろうと思います。
自分のイラスト付で。このブログのURLを載せて。
今回の旅でゲストハウスは誰かの足跡を辿るようなものだなということに気付いたので
ならば私も小さいながら足跡を残せるようななにかを作ろうと思いました。
今の時代、一期一会を一期一会にするのももったいないなと思ったので、
一期一会回避用にインタスタグラムとやらも始めました。
マメな性格ではなく、正直このブログの更新で手一杯なので(笑)あまり更新する予定はないですが(タグも使ってないし笑)
なにか繋がれる場所は作っておきたいなと思って作りました。ここのURLも名刺には記載しようと思っています。
もしインスタやってる方いらっしゃいましたら是非とも繋がりましょう!
よろしくお願いします。PC版ブログのサイドバーからも行けるようにしました。
2つ目が、カナメさんにはゲストさんからのお土産や絵ハガキなどがたくさん置いてありました。
なので私も、今度どこかのゲストハウスに行ったときは自分のイラスト付の手紙を出すようにしようと思いました。
その宿でどんなことを感じられたのかブログに書くだけでなく、直接オーナーさんに伝えられるように。そんなお土産を残していこうと思いました。
これで旅の中でなにか達成感のようなものを残せたらいいなぁと思います。
ま!言うは易し行うは難しなんでね!
まずは埃かぶったペンタブの掃除から始めようかなと思います(笑)
さてさてすごい長文になってしまいましたのでここらでお開き。
後編で唯一行った観光地・黒部ダムについてちょろっと書こうかなと思います。
それではおやすみなさい。
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