18.日本の端(宗谷岬)に行ってきた①

おこんばんは、鶏皮です。

さて前回の記事で書きましたように、

 北海道は最果ての地・稚内に行ってきました!

torikawaparipari.hateblo.jp

結論から言うと今までの旅史上最もハプニングに見舞われた旅でした!

鶏皮今回一人旅と思いきや、どうもトラブル大魔王と二人旅だったらしいです(笑)

今となっては全て良い思い出…。

 

それでは、早速レポート書こうと思います!

 

一日目・母の記憶をたどる旅

一日2便しかない飛行機で昼過ぎに稚内に到着しました。

初日は到着時間の関係上、半日しか時間もなかったので本命の宗谷岬を翌日に回し、

近場のノシャップ岬とノシャップ寒流水族館に行ってきました。

自転車で。 

距離で言うと稚内駅から大体4kmほど走りました。

ホテルの人がママチャリを貸してくれました。感謝!!

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 元々ノシャップ寒流水族館に行くつもりはなかったのですが、

昔、母親が私と同じ20代後半独身の頃、一人旅で稚内を訪れて、この水族館に来たことがあるそうです。

(母親は当時、福岡から鈍行列車で行ったそうなので私より気合入ってる笑)

そのとき、「ここの水族館の生き物たちがみんな生き生きしてたのだけは覚えてる」という話を聞いていました。

 

母親が私を産む前、まだ父親とも出会う前、1人で訪れた場所に

同い年になった娘が訪れるってなんか色々感慨深いなぁと思ってやってきてみました。

こんな辺鄙なところに女1人で来るあたりしっかり血を受け継いでいますね(笑)

 

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時が止まったような外観に、少ないお客、近くにあるのは寂れた定食屋とお土産屋だけ。

どこからともなく流れてくる一世代前の曲のオルゴールBGM、

それと対を成すように聞こえてくるカモメの鳴き声と波音、

そしてとにかく漂う哀愁。

 

伝わりますか!

この旅人心をくすぐるバリューセットのような雰囲気!!

くぅーーっ!!!たまらない!!!

 

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生き物たちは本当に生き生きとしていました。

特にアザラシが可愛かった。顔がうちの猫に似てる(笑)

 

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ウン十年前、20代後半の母親もここで同じ景色を見たのかなと思うとなんだかとても

懐かしいようなソワソワするようななんともいえない気持ちになりました。

 

と、思ってたら

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鹿があらわれた!(ポケモン風に)

 

稚内は野良猫ばりに野良鹿が生息する土地だった!

え?

ちょっと待って?

 

え?

 

北海道はでっかいどうで大自然がいっぱいなことは百も承知でした。

でもこんなにも大自然なの?!

怯む鶏皮。

 

もちろん鹿を見たのは初めてではありません。

動物園でもあるし、奈良でも見たし、宮島でも見ました。

ですが、動物園だったら絶対に侵入しないように柵や檻があります。

奈良の鹿は人間に危害を加えないように角が切られています。

 

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ガチもんの角がゴリゴリに生えた状態でこの至近距離。

 

正真正銘、野生のエゾシカです。

普通にご飯食べてます。ひたすらに干し草食べてました。

 

すぐ目の前は水族館ですし、民家もそれなりに建ち並んでます。

ここで鶏皮は思い知りました。

「そうか…稚内って大自然レベルがこんなにも高い町なのか…!!!」と。

 

その後、岬をあとにして、また自転車で稚内駅(ホテル)方面へと戻ったのですが、

その道中にも本当に野良猫感覚でばんばん野生の鹿に遭遇しました。

 

民家の前で普通にウロウロしてたり、

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海上自衛隊基地内でめちゃめちゃくつろいだりしてました。

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これ動物園じゃないんだよ

普通の住宅地なんだよ

 

シティートーキョーの常識がここでは全く通用しないんだ…!と漠然と悟る鶏皮。

地元ではやはり糞問題や畑荒らし、自動車接触事故など問題になっているようですね。

ちなみにこの野生の鹿たちとはこの3日間を通して様々なところでばんばん遭遇しました。

人間、恐ろしいものでもう3日目くらいには慣れてなんとも感じなかったけど(笑)

 

ただこの鹿との出会いが、のちの旅のプランを大きく狂わせるキッカケともなりました。

その話はまた次回したいと思います。

 

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