20.金沢に行ってきた②
こんにちは、鶏皮です。
ではでは早速、、、前回の記事の続きに参りたいと思います。
前回に引き続き、今回の記事でもそうですが
やっぱり終始体調良くなかったです(笑)
旅は体調万全に限りますな。恐るべし生理。
今回お邪魔したお宿
金沢駅から歩いて10分(体感)ほどのところにあるゲストハウス・ポンギーさんです。
ここも以前泊まった「向島集会所」さん同様、
「交流が盛んなゲストハウス」で調べるとよく名前が挙がるところで
以前より泊まってみたいと思っていた宿のひとつでした。
実は昨年に、ヨッシャ金沢行こう!と夜行バスもポンギーの予約も全て取った上で
37度の熱にうなされ断念したことがありまして、今回リベンジの2回目でした。
(なのに体調悪いっていう、ね!笑)
今回は、
- 同い年くらいの日本人の女の子
- 帰省で金沢に来ていたアメリカ在住の日本人親子
- イギリス人の男性
- その他数名の外国人
でした。
ポンギーさんは毎晩、ゲストの方たちとなにかしらのアクティビティをやるのが通例らしく
この日は皆で「自分の好きな漢字」をお題に習字をやりました。
なかなか好きな漢字が思いつかず、
この旅も「好きなこと50個やりまくってるうちのひとつ」という意味で
「好」と書きました。あ、安直…!!(笑)
2日目どうするか問題
2日目何をするかはあまりハッキリと決めておらず、とりあえず能登の方に行きたいなと漠然と思っていました。
石川と言えば日本海!荒波!とくれば崖!!!!
ということで、山が好きなら山ガール、森が好きなら森ガール…
崖が好きなら崖ガールの鶏皮は
「ヤセの断崖」に行きたいと思いました。
(出典:https://www.livedo.net/tabi/62.html)
断崖に立つと身もやせる思いがすることに由来して
「ヤセの断崖」というそうです。ゼロの焦点のロケ地で有名。(見てないけど)
「崖が好き」というと大抵「変わってるね」とか「自殺スポットじゃん」
てな具合でなっかなか理解されないです。
なのでいつかこのブログで「崖の魅力」については語りたいと思ってる…!!
そこで、ゲストハウスのオーナーさん方々に
「ヤセの断崖」に行くにはどうすればいいか聞いてみました。
「車一択だね」
・・・(;▽;)←ペーパードライバー7年目
ですよね~~。知ってた!!!!
その後、ゲストの皆さん総出で公共交通機関で行けるヤセの断崖のルートを探してくださったんですが(ありがてぇ)
バスしかない上に運行本数がえげつない。1日2本。
そりゃそうです。だてに公共交通機関だけで日本全国旅してません。想定の範囲内です。
結局バスだとどうしても帰りの新幹線に間に合わず。
ヒッチハイクを提案するも「このご時勢、女一人でヒッチハイクはやめたほうがいい!」と止められ断念。悲しい時代だ…
帰省で来ていた地元が金沢のお母様が色々といいプランを探してくれて
最終的には定期観光バスで輪島の方を回るツアーに参加することにしました。
バスツアーって好きなところ回れないし、
知らない人だらけだし、滞在時間決まってるし、あまり好きじゃないんですが、
1日目の夜の時点で自分の足で観光する体力も怪しいなって感じだったので
たまにはずーっとバスに揺られボーッと観光するのもいいかなと思い、決めました。
2日目~「わじま号」に揺られ~
バスツアーはこれまた想定の範囲内でしたが、おじいちゃんおばあちゃんばっかりでした(笑)
高齢者の方々に囲まれ、1人生理痛で虫の息のアラサー女が1人。
自分でもわかる。メチャクチャ浮いてた(笑)
ヤセの断崖には行けませんでしたが、このツアーでは前から是非行ってみたいなと思っていた場所がルートのひとつになっていました。
それが、「白米千枚田」です。
世界農業遺産にも指定されている千枚以上の田で作られている棚田です。
これぞ日本!という原風景を残した場所でいつか行ってみたいなぁと思ってる場所でした。
石川県だったとは…!
さて、これはバスツアーです。
千枚田で与えられた我々の持ち時間20分。
えげつね~~!!個人で来てたら1時間以上はいれる!
そして写真ではわかりにくいですが、この日めちゃくちゃ雨降ってました。
ガイドさんがしきりに「ここで売られているお米のアイスがオススメ」と
宣伝しまくっていたのもあって、他のじいちゃんばあちゃんは千枚田を5分と見ずに
そそくさと売店で雨宿りもかねてお米のアイスを頬張っていました。
一方、私はというとこの与えられた20分を有効活用すべく
まず上記の写真通り上から見た棚田と日本海のコラボレーションを楽しむこと5分。
その後、急な坂道を駆け下りて棚田の下まで行きました。
そして日本海の荒波を目の前にして楽しむこと8分。
天候が悪く、シケにシケまくっていたのでこれぞ日本海の姿!
という荒波が見られたのでここでだいぶテンション上がりました。
更に違う角度や植えられている稲などを観察すること4分。(現在17分経過)
最後にまた最初の位置に戻り、千枚田の全体図を3分楽しみました。
もう、ね。ズブ濡れですよ。
絶景を楽しむのに邪魔だと思い、傘も持たずに飛び出したので
ドラマ撮影の雨シーンかな?ってくらいビショビショになりました。
まぁそんな天気だったこともあり他の方々は15分くらいでバスに戻っておられて待機。
完全にびしょぬれの鶏皮待ちです。
そのまま濡れた体で1人だけ持ち時間20分をフルに使い、バスに戻る鶏皮。
更に周囲より浮く。というね。
日本海に感動してたんでね、もうあまり気にしてませんでしたけど(笑)
他のルートで感動したのは「輪島キリコ会館」です。
大きなキリコと呼ばれる奉燈を担ぎ、街を練り歩く能登の大祭です。
キリコがとてもキレイでした。
旅先で、「祭り」に参加したことってないんですが
「祭り」も色々参加したり掘り下げてみたらきっと超楽しいんだろうなぁと、
少し「日本の伝統祭事」にも興味が出てきました。
キリコ会館は個人旅だったら絶対スルーしてたような場所なので、
そういう思いも寄らない場所に連れて行ってくれるという意味では
バスツアーもなかなか面白いのかなとポジティブに考えるようにしました。
正直、個人旅の方がよかったという思いはありますが、
ツアー中バスガイドさんが様々なお話をしてくれて
その話が初めて知ることばかりでとても面白かったのでそこはとても良かったです。
ガイドさんの話で一番感激した話…
米の「こしひかり」は漢字にすると「越光」になり、
「越前(福井県)」「越中(富山)」「越後(新潟)」の「越の国」が
いつまでも光り輝くようにという意味が込められているそうです。
鶏皮の次に好きな食べ物が米なんですが、
美味しいコシヒカリを求めて富山旅行も計画している身としては
行く前にこの話が聞けてよかったです。そうなんだ~へぇ~へぇ~へぇ~!!!(3へぇ)
そんなこんなで無事金沢駅へ到着し、念願だった北陸新幹線にも乗ることができ帰路に着きました。開業以来ずっと乗ってみたかったんです…!
さて、今回は終始体調不良が足をひっぱった感じではあったんですが
金沢を十分に楽しめたし、能登のほうにも行けたし、まずまずだったんじゃないかなと思います。
ただやっぱりヤセの断崖が悔やまれるので(というか能登地方の沿岸部に行きたいところが多すぎる)
次はペーパー教習を受けて再チャレンジするか、車の運転ができる彼氏を見つけて行きたいと思いました。
できれば後者~~!!(笑)
金沢21世紀美術館で感じたことも語りたかったのですが、燃え尽きてきたので割愛(笑)
そのうち気が向いたら書きます。
アートの分野ではどうやら「インスタレーション」が好きだということが、直島旅と今回を経て確信しました。
インスタレーション (英語: Installation art) とは、1970年代以降一般化した、絵画・彫刻・映像・写真などと並ぶ現代美術における表現手法・ジャンルの一つ。 ある特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、場所や空間全体を作品として体験させる芸術。
インスタレーションの展示などがあれば積極的に回りたいなと思いました。
関東近郊でなにかそういった情報あればお気軽に教えていただけると幸いです!
やっぱり私はジェームズ・タレルの作品がとてもとても大好きなようです。
また直島に行きたくなってしまいました。豊島も。
今回はこんな感じで。かしこ。
本当は今日フットサルに行く予定だったのですが雨で中止に…。
来週行くことにしました。鶏皮JAPAN、サッカーやってきます(笑)
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