36.前から気になっていたご飯屋さんに入ってみた
はい、こんばんは。鶏皮です。
前回の絵に関する記事がなんだかとても反応を頂けて
ビックリやらなにやら嬉しいです。ありがとうございます！
これからもブログ読んでくれるとウレシイナ！！！！（宣伝）
さて、本日休日だったんですが今日こそ柴又へ行こう！と思ったら
昼過ぎまで寝てしまい、断念。いつになったら柴又に行けるんだ私は（自業自得）
ならば食べて食べて食べまくる1日にしよう！！ということで、
リスト1番目の「これでもかというくらい焼き鳥を食べたい」と
37番目の「前から気になっていたご飯屋さんに入りたい」を消費してきました！
今回は後者の気になっていたご飯屋さんについて書いていこうと思います。
気にはなってるけどなかなか入れないご飯屋さんって皆あるよね？
それがこちらのマリーナ ビレッジさんです。
都心ではなく、埼玉県の狭山ヶ丘にあります。駅から徒歩3分ほどの好立地。
地元のオシャレなカフェレストランという感じです。
以前たまたま通りがかった際に気にはなっていたのですが、
なにぶん私はオシャレな店に縁がなく、レストランにしても居酒屋にしてももっぱらチェーン店利用の女。
気になる店にふらっと立ち寄る。そういう経験をしたこともほとんどないので
なんとなくハードルが高かったのです。
私の大好きな映画のひとつに「耳をすませば」があります。
皆さん1回ぐらいは観たことあると思うんですが、雫が猫についていって
バロンがいる「地球屋」という店に立ち寄るシーンがありますね。
ひっそりとした住宅街にポツンと建つ謎のお店。
入るとそこはアンティークな小物がたくさん並んでいて、
そこでからくり時計を直す職人のおじいさんに出会うという流れ。
そして雫が「まるで物語に出てくるお店みたい…！」と一言。
ここのシーンがとても好きです。
身近な世界が急にワクワクしたものに変わる高揚感。
マリーナ ビレッジさんを見かけたとき、雫と同じような気持ちになったのです。
あの店の扉を開けたらなにか楽しいものが待ってるんじゃないかなというワクワク感。
そして今日にしてやっとその扉を開けることができました！
外観はこんな感じ。
とてもおしゃれで、「地中海！」っていう印象でした。（語彙力）
気になっていたのがこの秘密基地のようなテラス。
ツリーハウスのようになっていてはしごを使って個室まで移動します。
（のちのち説明します）
そして多少の緊張を交えながらいざ入店！
オ、オシャレ～～～！！！！
店内は小さな小物や世界の煙草や観葉植物がたくさん並んでいて
さながら「物語にでてくるお店みたい！！」でした。
店の壁には大きな壁掛けテレビがあり、
「世界の絶景」というDVDが流されていました。
（これがまた本当に絶景で。旅好き女の心をワクワクさせるんだ）
吹き抜けの二階建て構造になっていて、天井は青空模様。
とても開放感がありました。
大画面テレビで水の都イタリアの映像などが流され、
店内は南の島を思わせるような内装。
外を眺めれば、広い大海原でも見えてきそうな雰囲気なんですが、
見えるのは地中海ではなく集合自転車駐輪場（笑）
でもなんだか海が見えてくるような気がしてしまうから不思議ですよね。
本当に埼玉のはじっこにいることなんか一瞬忘れてしまうような感覚でした。
いつもは向こう側から眺めてるだけだったもんなーと思い返してみたり。
ずっと窓の外側から眺めて気になっていた景色の内側に
入ってきたという感動がじわじわきました。
勇気出して入って良かった…！
店員さんはご夫婦（なのかな？違っていたら申し訳ありません）の
男性の方と女性の方でやられていました。とても笑顔が素敵な人。
さて入ったんですから早速料理を注文しようということで
何にしようか悩んで「ハーブのパスタ」にしました！
もう…お洒落じゃないですか…ハーブて。
家でミートソースやカルボナーラは作れてもハーブのパスタて
なかなか作れないじゃないですか。
あと結構香りの強いものやクセのある葉っぱものが好きなので即決。
（ハーブもだし、パクチーとか春菊とか笑）
美味しそう～～～！！！
※写真撮影了承済です。
パスタと一緒に和えてあるのは菜の花です。
今の季節だから、と店員さんが説明してくださいました。
で、またこれが本っ当～～に美味しかったです。
チェーン店の女なので大体なんでも美味しいと感じてしまうんですが（笑）
このパスタの美味しかったところは味が濃かったところです。
関係あるかはわかりませんが福岡出身の血を色濃く引いてるからなのか
元々の嗜好なのか何事も濃い味がとても好きなので
しっかり味付けされて味がはっきりしていたこのパスタは本当に美味しかったです。
鷹の爪も入っていて、時折くるピリッとした辛さがまたクセになります。
なんとこれで500円。
シェー！！
激安チェーン店女の勝手な偏見なんですが（笑）
オシャレなお店は料理の値段が高い！（だから敷居が高いという面もある）
イメージを持ってたんですが
え…リーズナブルやぁん…！
なんだか拍子抜け。
もっと早く入っていれば良かったです（笑）
このときはお客さんが私しかいなかったこともあり、
ちょっと店員の女性の方とお話させて頂きました。
店内は店員さんがイギリスに行っていたこともあり、
その影響を強く受けているんだそうです。なんと全部手作り！！
そして早速、のちのち説明すると前述したツリーハウスのようなサーフテラスのこと。
あそこで食事もできるのか尋ねてみると、なんと出来るそうです！
ただ最近では小学生の子が占領しているらしく（笑）
夕方学校が終わるとずっとあのテラスに入り浸り、
中も勝手にカスタマイズされ、小学生達の秘密基地になっているようです。
店員さんいわく大人の隠れ家的なイメージをもって作ったのに
今では小学生が漫画やらラジコンを持ち込んですっかりイメージも崩れ、
少々困っていると笑って言っていました。
しっかり宿題をやるならここのスペースを使ってもいいよと約束しているそうです。
まぁ確かに自分が小学生だったらこんなツリーハウスを秘密基地のように
使えちゃったらワクワクして入り浸っちゃうだろうなぁ。気持ちはとてもわかる。
でも、お店の席のひとつに小学生が入り浸っちゃうのは困るでしょうに。
という話をしたら、その方は
「自分の子供も昔はよくああいうところで楽しく遊んだりしていた。
やっぱり何事も楽しいことが1番良いからね」とおっしゃっていました。
その言葉がなんとなく婚活やめてせっせと50リスト消費している自分の
思うところと重なってなんだかとてもほっこりしました。
外から見てただけのときには知りえなかったサーフテラス席情報でした（笑）
あそこで毎朝コーヒーを飲むのが日課なお客さんもいるらしいです。
そうすると小学生達は「あそこに人を入れたでしょ！！」って怒るそうですが（笑）
私も小学生達が学校から帰ってくる前に、一度あのテラス席に入ってみたいなと思いました。
また、先ほどちょろっと書いた2階の話。
2階にもカウンターのような席があり、
学生が宿題をしにきたり、
はたまた一人客の方がコーヒーを飲みながら本を読みにきたり、
色々な方が様々な用途でまったり過ごされているとのこと。
えーもうめっちゃ素敵じゃん…！
学生の頃からこんな素敵な場所で宿題って…オシャレ度高くないですか…。
地元の図書館でやかましい子供に囲まれながらうんうん唸って勉強しては
すぐ飽きて、どの図書館にも大体ある「交流ノート」に
鋼のエドの絵描いては近所のオタクと交流していたオタクとはえらい違いですね！！
リストのひとつに「誰かの自叙伝を読みたい」というのもあるので
読むときはここだな！と決めた瞬間でした。
紅茶とワッフルでも頼んでゆっくり読書する昼下がり。くっー！！コレコレェ！（？）
ミーハーと言われようがなんだろうがコレコレェ！！（？）
今日ほど「前々から気になっていることはやはりやるべきものだな」と
思ったことはないですね（笑）
大それたことじゃない、たかがお店に入っただけといえばそれだけ。
でもたったそれだけのことでなんだかとても違う世界を見たような感じがして
とても面白かったです！
店員さんにもまたいらして下さいと言って頂けましたし、
暇な休日やちょっとのんびりしたい日などにまたふらっと立ち寄りたいなと
思いました。
教室がやれるくらい大きな個室もあったりと、
奥は見れませんでしたが意外と広い店内のようなので（全部合わせると70席くらいあるみたい）
友達とランチみたいなこともいつかしてみたいなと思いました。
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