番外編:近況の話
ご無沙汰しております、鶏皮です。
生きてます嘘です半分死んでました。
本当は先月行った長野一人旅のレポを書こうと思ったのですが、
前回の記事から少し間が空いてしまったので
先に鶏皮のめくるめくどうしようもない近況の報告をしてしまおうと思います。
(カナメの記事も必ず書きますのでお待ちください!!>私信)
今日はちょっとメンタルなお話なので、気分が沈みたくない方は回れ右でお願いします。
お付き合いから3週間が経ちました
さて、私の日常が一変してから(大袈裟。でも個人的に全く大袈裟ではない)
3週間が経ちました。
その間に親友への報告なども済ませ、あらかたの事後処理は完了しました。(仕事?)
そして思い知る。
私の自己肯定感の低さが尋常じゃない。
自己肯定感とは、自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉。
出典:実用日本語表現辞典
こじらせ民なそこのあなたなら一度は耳にしたことであろう「自己肯定感」。
簡単に言うと「ありのままの自分でも良いんだ」と素の自分を肯定できる感情です。
これがまぁ自分でも引くほどにない。
喪女歴=年齢で、絵に描いたようなこじらせ女子。
「リア充爆発しろ!」と悪態ついて齢28年。異性の目など気にせず好き勝手に生きてきた人生。
「ありのままの自分」に対して「人に晒してはいけない」「どうしようもないクズ」「手の施しようがない」と学生時代の頃から当たり前の感情として持っていました。
いざ特定の"一人"と面と向かって深い関係を築いていきましょうとなったとき、
今までなんとなく目を逸らし続けてきたその「どうしようもない自分」と
鏡のように向き合わなくてはならないような感情に襲われました。
ていうか今も襲われています。
3週間、自己反省の日々
この3週間の間、彼とは3度ほど会いました。
飲みに行ったり、長野旅のお土産を渡して少し話したり、と。
その度に、別れたあと
「あのときのあの返しはあれでよかったのだろうか?」
「どうしてもっと気の利いたことを言えなかったのだろうか」
「あの言葉遣いは悪すぎだったのではないか」
「自分の話ばかりしすぎたのではないか」
「だからお前はダメなんだ」
「可愛げのない女だ」
と自己反省や自己批判の声が頭から溢れて止まらないようになってきました。
これがもう苦しい。
息ができないほど苦しい。
「恋煩い」とかいう素敵なものでなく、ただただドス黒く苦しい。
彼氏とやらができたら皆もっと浮かれて多幸感に満ち溢れるものなんじゃないの?
なにこの絶望に押しつぶされそうな日々(笑)聞いてない聞いてない
脳内を流れる自己批判の声は、か細い声から段々スピーカーに代わり
終いには四六時中垂れ流れるようになっていき、
あっという間に"自分"が嫌いになっていきました。
考え方や行動も「これはやっちゃいけないんじゃないか」
「これはやっておいたほうがいいのではないか」と
どんどん狭く固くなり、身動きが取れなくなってるのを最近ひしひしと感じるのです。
今までやりたいことを50個やりながら、少しずつ少しずつ積み上げてきた
「自信の塔」みたいなものが、
だるまおとしのように急に叩かれてあっという間に崩れてしまいました。
私からすると「対人」というのは「実戦」と同じような響きを持ちます。
やはり鍛えたつもりでも実戦では諸刃の剣であったか…とぼんやり思います。
内面的なものに限らず、外見的なものも異常に気にするようになり
「もしかしたら口臭がするかもしれない。相手に不快な思いをさせてるかもしれない」と急に怖くなり、ニオイ消しグッズを大量に買い込んだり、歯医者に行って実際口の中を調べてもらったり。
あと個人的にはまだ使えると思っていたスマホケースも「ボロボロだと思われて引かれたらどうしよう」と不安になり、買い換える予定もなかったのに買い換えたりと、
なんだかずっとバタバタ駆けずり回って、ぐったりしていました。
親友に話したら「闇が深い奴だとは思っていたが、想像以上に深すぎる」
と言われました。うるせぇ
ここまでが3週間の出来事です。
めっちゃこじらせてますよね。自分でも引いてるから(笑)
少し前までの嫌いで嫌いでしょうがなかった
「周りの目を異常に気にしまくる自分」から少しずつ這い出してこれたと思ったのに、
そんな自分があっという間に目の前に戻ってきてしまいました。
これならお付き合いする前のやりたいことを少しずつやって一人きりで
のらりくらりしてたときの自分の方が好きだった。
そりゃそうだ「誰か」のことなんて考えなくても良かったんだから。
自分のこと「だけ」考えてれば良かったんだから。
お互いお付き合いが初めて同士故に「これ大丈夫なのか?」と思うほどに2人の関係に
進展がないのも不安のひとつといえばそうなのかもしれません。
お互い「付き合うってなにすれば良いのか」全然分かってない感がすごい。
今思うこと
正直1日2回くらいは
「もうどんどん自分が嫌いになるし、嫌いなところを直視しなきゃいけないし、つらい、告白する前の一人でふらふら楽しんでいるときに戻りたい」となります。
本当どうしようもないけど今これが正直な本音です。
でも絶対それはしたくないとも思っています。
小さい頃から目を逸らし続けてきた「自分はどうしようもないクズ」だと思ってる問題と
いつかは向き合わなきゃいけないときがあって、それが今なんだと思っています。
少し前のように「自分のやりたいことをやりまくってる自分が好き」というのは
最高です。素晴らしいです。本当あれほど最高で刺激的なものはない。
ただ「自分のやりたいことは今まで通り貫いて自分を好きでいられる上で、誰かのことも気にかけられる」状態になることもできるんじゃないかなと。
(上とか下とかいう表現はあまり好ましくないですがあくまで自分の中で)
今より上の段階にステップアップできるキッカケなんじゃないかなと思っています。
「自分のやりたいことをやってる自分」を少しずつ好きになれた私の
次の目標がそれです。そうなりたいのです。
上記を読んでお察しの通り、まっっだまだ!道のりは遠く険しいですが!(笑)
「自分で自分を好きになれて初めて相手を思いやれる」なんて言葉を良く耳にして
「あーハイハイ(性悪)」なんて聞いてましたが、今ならその意味が痛いほどに分かります。
本当正直今相手どころの精神状態じゃないのメチャクチャ思い知ってる…(笑)
本当にクズだと思われて振られたら、日本一周ゲストハウスを巡る旅を今まで通り続ければ良いだけ。失うものはなにもないはずだ!!!!
相手から白旗あげられるまではもう少し踏ん張ってみようと思います…。
追伸:今後はこういう話題も増えてくるかと思います。
いよいよ好き嫌いが分かれてくる内容だとも思いますので、
不快に感じる方や「うるせー勝手にやってろ」と思う方はブクマ解除や読者解除など
各々の自衛をお願いします。
最後に、長野一人旅のことが書けませんでしたので
旅先で行った黒部ダムの写真だけ早出ししておきます(笑)めっちゃキレイだったー!!!
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番外編:決戦前夜の話
こんばんは、ご無沙汰してます鶏皮です。
なんだかんだで2週間くらい間が空いてしまいました。
この2週間何してたかって?
例の気になる人に告白すべきかしまいかずっと悩んでおりました(笑)
いや「(笑)」なんて状態ではないほどに経験値ゼロ喪女ぐるぐるしてました。
あまりに悩みすぎて、
本当にこの人が好きなの?
何を持ってして「この人が好き」になるの?
「好き」ってなに?
そもそも「付き合う」ってなに?
「付き合いたい」って思ってるの?
そんなこと自分にできるの?
なにをすればいいの?
こんな状態で告白するのは相手に失礼なんじゃないか?
なにがやりたいの?
どうなりたいの?
いやそもそもOK貰えると思ってるのか????←これな
ん~~~~中学生かッッッ!!!(28歳)
改めて私は、恋愛方面に対する偏差値も経験値も限りなく地の底のままいい歳した大人になってしまったことを思い知りました(笑)
読み返したらわかりやすいですが自分のことでいっぱいいっぱいだなぁ~…相手のことちゃんと考える余裕持ててるか???
他人に興味を持つことすらまともにできたことがなかった人間なので
「人を好きになることがどういうことなのか」すらも正直いまだによく分かっていません。
1人で悩みすぎたら具合が悪くなってきて大地震が来て津波に襲われかける夢を見たりするほど切羽詰ってきたので(笑)
先日、数少ない(唯一レベル)気心の知れてる男友達を誘って飲みに行きました。
色々な話をしました。
将来の話、結婚の話、彼の元カノの話、今悩んでいること、「付き合う」ってどういうことっていう話
などなど。
前回のクラブに行ったときもそうですが、
「腹を割って話せる友人がいる」ということに、私は本当に感謝しなくてはいけないなと思いました。
ただただ「おしゃべり」をしていただけなのに、嘘みたいに1人で悩んでいたときの石のように重たい感情がポロポロ剥がれ落ちていくのが分かりました。
それでも何人か好きな人や気になる人ができたとき、あまり友人には相談しないようにしていました。 なぜかというと「人の言葉にすぐ左右されるネガティブな自分」なので 第三者にあれこれ言われて更に心に波風を立てることが怖かったからです。
38.アニソンやボカロを流すクラブに参加してみた - アラサー腐喪女がやりたいこと50個やるブログ
以前はこう思って、
「人に相談して心の中を見せたら、傷付けられるかもしれない」と非常に警戒をしていました。実際傷付いたことも数え切れないほどあります。
逆に傷つけたこともいっぱいあると思います。
でも、今思ってることとか心の内を晒して話し合える友達が、私の周りにちゃんといてくれていたんだと改めて気付かされました。
人にあまり興味が持てなくて、いつも自分のことばかりで、全然気遣いとかもできない私なのに、そんな私と友達でいてくれて話を聞いてくれる人がいてくれていたんだということに改めて気付かされました。
本っ当にお恥ずかしい話、「改めて」でした。
その大事さにずっと気付いていませんでした。
本当に周りの色々な友達に「あーこんなどうしようもない私と友達でいてくれてありがとう泣泣泣」って言いたくなりました。
どこかで言える機会があったら言いたいなと思います。マジ言った方がいい。お前は。
「お誕生日会」みたいな感じで「友達に感謝を伝える会」を開きたいぐらい。
そういう「友達の大事さ」に気付けただけでも、「気になる人ができて悩む」という経験をしてよかったなと思いました。
まぁそんなこんなで、相も変わらず自分のことでいっぱいいっぱいになってしまっているんですが、決戦日が明日となりました。
明日飲みに行く約束を取ることができましたので、そこで言おうと思っています。
本当に言えるかどうかはわかりませんが、明日言うつもりで飲みに行きます。
本当に好きかどうかとか、そういうぐるぐるした感情に正直答えは出てません。
「好き」がなにかもいまだによくわかってません。
そんな状態で気持ちを伝えるのは失礼なのかもしれません。
また相手が私をどう思ってるかなんて、それ以上によくわかりません。
迷惑かもしれないし、そうじゃないかもしれない。
この行動が正解なのか不正解なのかもわかりません。
でもこのままでいても多分一生分からないと思うし、
直感が「色々よくわからないけど言ったほうが良い」と思ってるので、
友人と話して元気をもらえた今この隙に言ってしまおうと思います(笑)
やりたいこと50リストの大体のことは自分ひとりでもやろうと思えばできることですが、51個目だけは自分ひとりでは絶対できないことなのでやっぱり難易度メッチャ高いですね(笑)
世のお付き合いしてる人たちってホントスゲーな
実は、明日の決戦日の3日後から長野一人旅なので
一体どんな旅になるのやら。それももう色んな意味で楽しみです(笑)
とりあえず
フラれたらバイクの免許取るぞ~~~~!!!!!!!!!
それでは。
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38.アニソンやボカロを流すクラブに参加してみた
おこんにちは鶏皮です。
怒涛の8時出勤22時退社6連勤という無理ゲーをこなし、
やっと本日お休みです。疲れたわッッッ
ということで、最終日の仕事帰り・この日ばかりは定時退社をキメこみ、
アニソンのクラブイベントに行ってきました!!
ここ最近、やれ旅行やアウトドアの話が多くなり
なんというか「正統派アウトドア女」みたいな感じになっている私ですが
根本的には二次元オタクで構成されているわけです。
アニメと漫画とBLとイケメンキャラを愛する血が常に脈々と流れているわけです。
ということで以前EXILE THE SECONDのライブに行った際、
あとはEXILEやハイローキッカケで非常にHIPHOPやラップも好きになってきましたので、
そういう音楽に頭の先から足先まで埋もれたい!踊りたい!クラブとやらに行ってみたい!とも思うようになりました。
(クラブはまじでアラサー喪女にはハードル高すぎるので要検討ですが笑)
28.EXILE THE SECONDのライブに行ってきた - アラサー腐喪女がやりたいこと50個やるブログ
ということを思いまして。
しかしマジモンのクラブは怖すぎる!!!ということで、
常日頃耳に馴染み渡っているアニソンやボカロのクラブならば!!ということで
今回足を運んでみました。
ですが、最強の人見知り。今回ばかりはどうにも1人で行く勇気が出ず、
昔オタク系オフ会で知り合い仲良くなった方を誘い、一緒に行ってきました。
参加したイベントはこれ
サブカルの聖地ともいえる中野にあるアニソンDJバー「雷神」さんで行われた
90年代アニソン限定イベントに行ってきました。
ちなみに私はちょうど1990年生まれなので、90年代アニメも観てはいましたがどちらかというと00年代アニメ中心に育った世代なので曲がわかるか多少不安でしたが、
一緒に行った方は30歳↑だったので、「よし!ちょうどいいな!!」ということで行くことにしました。
ちなみにそのバーが入っている「ワールド会館」の雰囲気がたまらなくイイんですよ。
実際のバーは1階にあります。
この六角形の階段がうまい具合に入り組み、昭和の香りをそのまま残し、
時を止めたかのようなたたずまい。世界観と建築物好きのライフは0よ!状態でした。
いざ中へ!
初めて来た場所であんまりバシャバシャ写真撮るのもアレだなと思い、
あまり写真は撮ってません。
中はいわゆるクラブというよりはこじんまりとしたバーという感じでした。
壁に大きなプロジェクターがかかっており、そこにPCから投影したアニメ映像を流すようになっていました。
私たちが来る頃には大体10人前後ほどのお客さんが既にいました。
やっぱり90年代限定アニソンということで客層は30代以上がメイン。
8割男性2割女性といった感じで、女性一人で来ている方もいました。
多分自分が一番年下だったかもしれないなという感じでした。
ある程度想像していましたが、ほとんどが常連さんというような雰囲気でした。
人見知り2人で行ったので(笑)私たちはメインのDJブースから少し離れた
カウンター席に場所をとり、とりあえずお酒を飲みました。
そのときはちょうど幽☆遊☆白書の主題歌が流れてました。いやぁ~古い!(笑)
ちょっと思ってたのと違った
私は「クラブ」というともっと皆でお酒を飲みながら
音楽に合わせて体揺らして…みたいないわゆるライブ感を想像していましたが、
ここはどちらかというと「バー」の要素が強くてちょっと拍子抜けしてしまいました。
皆思い思いに飲んだり話したりしつつ、BGMとして少し大きめの音量のアニソンが流れている感じでした。
知ってる曲のときはノるし、知らない曲のときはスマホいじるみたいな(笑)
「飲みに来る」という意味合いだったら雰囲気も良いし、居心地もいいんだろうなぁと思いましたが
ライブのような一体感を求めてやってきた私としては「うーん。ちょっと間違えたかな」という印象が強かったです。
同行してくれた友人の方は、何度かこのようなクラブに行ったこともあるそうで
やはり場所によってこのような「バー」感が強いところもあれば
私が求めるような「ハコ」感が強いところもあってまちまちだそうです。
ならばいつかリベンジするしかないな!!!
ストレス発散がしたかった
ここからはアニソンクラブレポ関係ないんですが(笑)
お酒が進んでたこともあって、気になる人のことについて少し相談をさせてもらいました。
前回の記事で
なので告白してOK貰えたらそれはそれでラッキー!だし、
フラれたらフラれたで、本格的に「旅の中で自分のやれること」を探すことに本腰を入れようと思うし、どっちに転んでもワクワクするような状況にしました。
逃げ道って言い方は悪いけど、逃げ道を確保するようにしました。 そしたら「もしフラれたらどうしよう…」とかさほど思わなくなってきた(笑)
正直勝算はほとんどないんですが、右足出すか左足出すかそろそろ決めようと思います。
番外編:気になる人の話 - アラサー腐喪女がやりたいこと50個やるブログ
なんて強気なことを言ってはいましたが、
内心はっきり言って毎日毎日考えすぎてグッタリしていました。
だからこそアニソンクラブでお酒飲んでワーーッと騒ぎたかったというのもあります(笑)
私は"言霊"(言葉にはそれを引き寄せる力がある)を信じていて、元々の性格が世界を揺るがすくらいネガティブなので(中学の頃のあだ名はネガティブクイーンでした)
ブログの中で使う言葉もネガティブにしてしまったらそれに引っ張られて地獄へ真っ逆さまだと思っているんですね。
なのでブログではあえて前向きでいられる言葉を選んで使うようにしています。
それの方が読んでいる方もきっと気分が良いだろうし、書いている自分も奮い立たせられるからです。
でも正直フラれるのは怖いし、相手にどう思われてるのか知るのも怖いです。
元々恋愛のれの字も、あまりしてこなかった人間ですが
それでも何人か好きな人や気になる人ができたとき、あまり友人には相談しないようにしていました。
なぜかというと「人の言葉にすぐ左右されるネガティブな自分」なので
第三者にあれこれ言われて更に心に波風を立てることが怖かったからです。
そんな私の相談相手はいつもYahoo!知恵袋でした(笑)
自分で投稿したことは一度もありませんが、似たような境遇の相談内容を見ては
参考にしていました。
なので今回も例に漏れず、Yahoo!知恵袋にかじりついていたんですが、
どの回答も口を揃えて「脈ナシ判定」なんですよね(笑)
「どんなに自分から連絡して誘いに応じてくれても
そんなにも長い間、相手側から連絡がないなんて脈があると思うほうがおかしい」と。
薄々分かってはいましたが、改めて字面で見ると受け止めるのに時間がかかりました。
本当はそこまで気になってるわけでもないんじゃないだろうか。
もうなにもかもやめてしまおうか。
と、また前と同じような考えが過ぎりずっとグルグルしていました。
また、このタイミングで会社では同期の結婚が決まり、
ついに私の同期6人の中で結婚も付き合っている人もいない状態なのは
私だけになりました。
もう「そういうことは気にしてない」「焦ってない」ハズでした。
心から「おめでたい!」とは思いましたが、それと同時にみぞおちに一発くらったかのようなそんな重みを感じていたのも事実です。
こんなしょうもない話を聞かせてしまって申し訳ないなと思いつつ、友人の方に話をさせてもらいました。
大音量のアニソンが流れるバーで(笑)
人に相談するということ
友人の方は本当にありがたいことに親身になって聞いてくれました。
聞いてくれただけでも少し心が軽くなりました。
Yahoo!知恵袋のような私のことを全く知らない人に一方的な良し悪しだけを提示されるのでなく、
私のことを知っている人が、話を聞いてくれてアドバイスをしてくれたこと自体が
なんだかとても嬉しかったのです。
また、友人の方は自分の実体験も踏まえて色々話してくれて、
今まで知らなかった友人の方自身のことも色々聞けたこと自体、とても嬉しかったです。
本当の意味で"第三者の意見"が聞けて良かったです。
一人だけじゃ見えてこなかった視点だったり考え方を、水をぶっ掛けられるみたいにたくさん与えてもらいました。
ネット上の質問箱ばかり眺めてぐるぐる一人相撲して「もう好きなのをやめてしまおう」と思っていましたが、
「もう少し頑張ってみよう」と思えることができました。
大音量のアニソンが流れるバーで(笑)
今日、友人の方を誘ってここでお話を聞いて貰えて本当に良かったなと思いました。
出会いが学生時代ではなく、社会人になってからのオタクオフ会なので
大人になってからできた貴重な友人の方です。
付き合いは学生時代に比べれば長くないにしても、こんなにも話を聞いてもらえる人が自分の友人としているんだなということに
本当に感謝しなきゃいけないな…!!とBGM:るろうに剣心の中、心から思いました。
るろうに剣心 【ths Frourth Avenue Cafe】
そして、色々話したりアニソンを熱唱したりしたら華麗に終電を逃し、
初めて深夜1駅分歩いて自宅に戻る経験もしました。
北海道に行ってあれだけ「世界にたった一人みたいな気分になれる!」とのたまってましたが
深夜の地元でもあっという間に世界にひとりっきり体験できましたわ(笑)
秋風がすごく気持ちよかった。
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番外編:気になる人の話
こんばんは、鶏皮です。
明日はまた台風が上陸するらしいですね。
ニュースはまた煽るように騒いでいますが、私はもはや北海道でなく自宅にいるというだけで安心感ハンパねぇです。
強くなったものだ…強くなったのか?
さて今日は以前よりちょいちょい話題に上げている気になる人の話をしようと思います。
今回は万が一、いや億が一の身バレ防止対策として追記に書きます。
続きを読む
番外編:一人旅の魅力
こんにちは、鶏皮です。
世間は三連休明けですが私は二連休の始まりだよ!
はてさてダラダラと続いてしまった北海道旅行記ですが、
その3日間で大きく感じたことのまとめだけ最後に書こうと思います。
一人旅の魅力
一人旅を終えて帰ってくるとき毎回思うんですが、
一人旅って「あー楽しかった!」って感じではないんですよね。
友達同士で旅行に行くと、キレイな景色を見て
「うわめっちゃキレー!!」って言い合ったり、様々な場面で爆笑したり、
紆余曲折あれど最終的に残る印象って「楽しかった!」なんですが、
一人旅ではそう思うことってあまりないんです。
すごく表現が難しいんですけど、
「皆が皆、素敵で素晴らしいと思う景色を
さほど素晴らしいと思わなかったことを全身で感じられるのが一人旅の良さ」
だと思ってて。
すごくマイナスな言い方になってしまうんですが決してそういうことではないです。
友人や誰かと旅行に行くと、どんなに仲が良くてどんなに気心知れた相手でも
100%気を遣わないってことは無理だと思うんですよ。それがたとえ家族だとしても。
さほどキレイとも思ってない景色を見て「わぁキレイ」ぐらいは言うと思うんですよ。
少なくとも私は言います。
ここで「え、全然キレイでもないね」って言う方が野暮だし。
それに実際、人といるときは「自分の第一感情」よりも「人といる自分の第一感情」が優先されるので、ちゃんと本心から「キレイな景色だ」とも思ってるんですよ。
でも一人旅ってそれがない。
「さほどキレイと思わなかった景色」を「さほどキレイと思わない景色だった」とそのままの感想を自分の中に落とし込むことができる。
そうすると「皆は良いって言うけど私にはさほど響かない景色なんだな」ということを知ることができるんですよ。
そしたら「じゃぁ自分の心に響く景色を探しに行こう」と思えるようになる。
そして、そこで出会った景色なり、建造物なりを見て初めて
「自分はこれが好きなんだ」ということを知ることができる。
普段生活して働いてたりすると、「本当の一人」になる時間ってかなり限られてくると思うんです。
「人といる自分」が通常の自分になってしまって「人といる自分」の好きなものや嫌いなものしか分からなくなる。
たとえば皆が「あの役者は演技が上手くて良い」って言ってるから、自分も「あの役者いいよね」って言ったりすることありませんか?
本当に自分自身が「あの役者が良い」と心底感じた上での発言だったか、多分そんなこと意識することもなく言ったりしませんか?
そういう無意識のうちに繰り返してる日常の小さな場面が、少しずつ少しずつ自分の本当の好きなものや嫌いなものを分からなくさせていってるように思うんです。
ただでさえ今はSNSが盛んで、たくさんの情報や意見が否応なく耳に入ってくる時代だし。
そういうものを全部とっぱらって自分の本当の「好き」や「嫌い」に出会えるから一人旅がやめられないんだと思います。
だから一人旅の感想って単純に「楽しい」じゃないんですよね。
振り返ると「何が楽しかったのか全然わかんないけどめっちゃ楽しかった」が一番正解に近い。
伝えるのがめんどくさいから人に「一人旅って楽しいの?」って聞かれたら「楽しいよ」って答えちゃうけどね。←これも結局「人といる自分」の気持ちを優先させてしまった発言ですよね(笑)
今回の旅でいえば私の場合、「風力発電の風車」なんかがそれでした。
遠くで見たときの雄大さ、かっこよさ。近くで見たときの怖さ、不安さ、不気味さ。
全てをひっくるめて私の心の中の鐘みたいなものをガン鳴らしされてる感じでした。
決して「キレイ」や「素敵」と思ってるわけではない。でもどうしても目が離せない。
いくら見ても見飽きない。実際40~50分くらい一人でひたすら風車眺めてましたしね(笑)
そこで初めて「風力発電の風車が好き」だという、28年間生きてきた自分でさえも知らなかった自分の「好きなもの」を知ることができました。
一人旅をすればするほど、そういう今まで知らなかった自分の「好きなもの」がたくさん増えていくのが新鮮で楽しくて楽しくてたまらないんです。
そしてそれに出会えるにはやっぱり「一人で旅に行くこと」が重要なんです。
だからまた早く行きたくて行きたくてたまらなくなってます(笑)
ワクワクがすごいんですよ。
だって自分の知らなかった「自分」に出会えることが100パー約束されてるんですよ。
「家族といる」自分でもなく
「友達といる」自分でもなく
「職場の人達といる」自分でもなく、
普段なかなか遭遇しない「自分である自分」と向き合いまくれる。
そんなんワクワクするに決まってるでしょ!
次はどんなことを感じられるんだろうとか、どんなことを知れるんだろうって。
楽しくなくても良いんですよ。「こういうことは楽しくない」って知ることがもう楽しいから(笑)
こんなに良いものをバンバン人に薦めてあげるほどお人好しではないので
「一人旅なんて寂しくない?」なんて言う人に魅力を語ることなんて絶対しませんが(笑)
本当にこんなにも楽しいことを「寂しい」なんかで片付けちゃうのは損だよ~!!!
と思っています。
みんな旅に出よ!!
病み付きの「恐怖」
前もちょろっと言ったんですが、
今まで一人旅は何度もしたことがありますが一人で本州を出た北海道に行ったのは今回が初めてでした。
楽しみではありましたが、不安もありました。
実際着くと、道端を普通に鹿が歩いているという都心では絶対ありえない光景に、
ワクワク半面、なんかあったとき一人じゃ太刀打ちできない不安もありました。
もし熊が出たら?高波に襲われたら?台風が直撃したら?地震に遭ってたら?
私以外誰もいないだだっ広い平野で自然災害なり動物災害なりなにか起きたら?
今回の旅は、今までの旅以上に「不安」や「危険」を感じる場面が多くありました。
京都や金沢などの観光地と違い、ちょっと山奥に入ったり、ちょっと外れに入ったりすると
あっという間に「ひとりぼっち」になるんですよ。さすがでっかいどう。
あっという間に「一人」と「一頭」とかになるんですよ!!!(笑)
(写真だと一人と三頭ですけど!)
ただ、これが良いのか悪いのか分からないんですが
その「圧倒的恐怖」が少し病みつきになってきているみたいです。
普段生きてて、「身の危険」を感じることなんてそうないじゃないですか。
通り魔とかは別にして、ボーっと生きてても急に危険になることなんてまずないし、
すごくドキドキしたりハラハラしたりすることもそうそうない。
でも大自然の中ってちゃんと知識を持って、ルールを守って、真剣に生きておかないと
あっという間に隣に「死」があるんですよね。
山の中で野生の鹿と1対1で対面したときも思ったんですが、
いくら大人しい鹿といえどあの鋭く大きな角が刺さりでもしたら
私なんてあっという間に死ぬんだなと。
ここにいるのは動物園の動物なんかじゃなく、入園料払って見てるんでもなく、
人間と動物っていう対等な立ち位置でいるんだということをまざまざと感じさせられました。
この北海道旅行に限らず、ここ数年は旅程がだんだんとアウトドア化してきて
牢獄みたいなログハウスでムカデと対峙した挙句、河原で寝たり、
ブログには書いてないのですが、去年長崎の無人島に行った際、漁師さんの計らいで小型漁船に乗せて貰って大シケの荒波を死にそうになりながら進んだり、
そういう普通じゃ味わえない経験をすることが増えました。
(これ去年の写真です笑)
そういう恐怖に直面してる最中は
「もうやだ!!ムリ!!怖い!!一生都心でオシャレしてパンケーキ食べて過ごしてやる!!」ぐらい思ってるんですが(笑)
いざ都会に帰ると、あのときの「恐怖心」や「不安」の感覚がどうにも忘れられなくて
心ここにあらずというか、またあの感覚が味わいたいみたいな感じになってるんですよね。
月並みなんですが心底「怖い!」と思うからこそ初めて「生きてる!!」って感じることができるみたいな…。
そういう非日常体験をしてしまったらもう普通の生活には戻れないというか、
発言が冒険家みたいになってるけど大丈夫???
勿論そういう身の危険だけじゃなく、宗谷丘陵で感じた
「絵画に閉じ込められてる」ような恐怖心なんかも忘れられないもののひとつです。
平野にしろ動物にしろ大自然に対する「人間一人がどうすることもできない圧倒的すごさ」みたいなのが病みつきになってるんだと思います。
やっぱり"恐怖心"ってなによりも「強い感情」だと思うので、
普段の生活じゃ感じられないほど心が真剣になるのが新鮮でやめられないんだと思います。
なので最近は心ここにあらずで仕事して「早く山行きたい森行きたい…」
って思うようになってきてます…。
大自然への知識はまだ全然ないのでこれから場数踏みながら培っていきたいなぁと思ってます。
本当どこに向かってるんだ鶏皮よ…
自分の好きなものに素直にベクトル向かわせてる結果がこれですよ。
なので長々と語ってしまいましたが、
この北海道旅行を総括して一言で言うとするならば
「なんか新しい扉開いちゃった…」
これに尽きます。
ありがとう北海道!
また会う日まで!次は知床行きたいな!
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18.日本の端(宗谷岬)に行ってきた⑤
こんばんは、鶏皮です。
さて、そろそろ終わりが見えてきた北海道旅行記第5弾です。
今回はちょっとオカルトっぽいので苦手な人は注意してください。
こちらの記事の続きです。
この旅一番の恐怖体験
前回の記事では、やっと手に入れたレンタル自転車で丘陵内をビュンビュンひた走り、
牛の命の大切さを感じたり、風力発電風車の偉大さに驚いてたりしてました。
前置きとして言っておきたいのですが、
この間ずっと一人なんですよ。
東京ドーム320個分の途方もない平野にアラサー喪女が1人。
だんだん心細くなるというか、
だんだん不安になってくるというか、
だんだん頭おかしくなってくるというか。←コレ。
走れど走れど人一人いない。
あるのは空、海、牧草、牛、風車のみの世界。
前を向いても横を向いても後ろを振り返っても同じ景色。
果たして前に進めているのか?
ゴールはどこにあるのだろうか?
そもそもゴールなんてあるんだろうか?
1時間以上、誰とも遭遇せず自転車を漕ぎ続けていると、
次第に「恐怖」にも似た心のザラつきを強く感じるようになりました。
一体何に対して心がザラついているのか必死に答えを探しながら進んでいたとき、
ふっとその答えが降りてきました。
「絵画の世界に閉じ込められている」
強くそう感じているから今、めちゃめちゃ心がザラついていることに気付きました。
このときは本当に「絵画の世界に閉じ込められているような気分」とかそういう感覚ではなく
本気で「絵画の世界に閉じ込められてしまったんじゃないか?」と確信にも似た恐怖心を感じていました。
(出典:https://artexhibition.jp/prado2018/highlight/)
まさに国立西洋美術館とかに飾られているような絵画の中にいるんじゃないだろうか?
気付いていないだけで自分も描かれた人物の1人に過ぎず、
この広い世界も実は額縁の中で、外からたくさんの人が鑑賞しているんじゃないだろうか?
そんな感覚が恐怖心の正体でした。
今まで、直島旅やVR体験など様々な場面で異世界に入ったような錯覚に陥って楽しんでいましたが
今回はそれらの比ではなく、本当に異世界に行ってしまったんじゃないかと思わせるほどの感覚に陥りました。
よく本や漫画でも「別世界に入ってしまった!」的な物語は王道でよく見かけますが、
もし本当にそんな体験が自分に降りかかったら
そのとき感じることは「楽しい」でも「ワクワク」でもなく「怖い」なんだなということを身をもって知りました。
思い返せば、このときの不思議な体験がこの北海道旅行一の自分へのお土産になったなという感じです。
それぐらい忘れられない体験でした。
このような感覚は最終日、稚内空港近くにあるメグマ沼湿原散策をしたときにも
体験することができました。
天国へ続く道のようなメグマ沼湿原散策
メグマ沼は稚内空港の目と鼻の先にある大きな沼です。
フライトまで時間があったので稚内を旅立つ前にふらっと立ち寄ったここも
個人的にはなかなかインパクトのある場所でした。
目的のメグマ沼にたどり着くまでには延々と原生湿原の中を歩いていくんです。が、
見てよこれ
もう黄泉への入口としか思えなくない???
ここも宗谷丘陵同様、前見てもこの景色。振り返ってもこの景色。
このときはちょうど2時間ほど前に台風21号が稚内を過ぎ去った頃で、
まだまだ暴風圏内にいる頃でした。
この細い細い一本道をミシミシ言わせて歩きながら、
上を見上げれば曇天の強風。正直、かろうじて歩ける。ぐらいの強風でした。
もう怖いのか、雰囲気にのまれちゃってるのか、なぜかずっと笑いながら歩いてました。(アウト)
オカルトが好きなもので、オカルトっぽい感想になっちゃうんですが
自分がぼんやり想像している「死後の世界」にすごい似た雰囲気がありました。
(長崎県の野崎島に行った際も同じような雰囲気感じたんですが)
このままずっと歩いてたらそのまま天国に行っちゃうんじゃない?みたいな感覚にさえなりました。
実際はこの先もう少し進むと草木が自分の身長以上に鬱蒼と生い茂ってきて
このあたりもヒグマの目撃情報が確認されているので
ガチで怖くなって早歩きで空港に戻りました。
最後の最後までクマに振り回されて終わったわ!!!
この宗谷丘陵とメグマ沼での体験は多分一生忘れないだろうなと思いました。
本当月並みな感想ですが「北海道はでっかいどう」でした。
次回でまとめに入ろうと思います。
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